不動産取引は、地域によって慣習に違いがあることはあまり知られていません。

不動産取引だけでなく、畳の大きさも地域によって違いがあります。

畳の大きさが違うので、結果として広告からの感想と、実際に現地を見た場合の感想とに差が出ます。

関西地方と関東地方、名古屋を中心とした中部地方とで畳の大きさが違います。

 

関西地方の畳の標準は、955mm×1910mmと、一番大きくなります。

名古屋を中心とした中京間では、910mm×1820mmの大きさとなります。

関東地方は、「江戸間」と呼ばれ、880mm×1758mmの大きさで、一番小さくなります。

また、団地やマンションの畳は、850mm×1700mmで、一番小さくなります。

 

西日本の人が上京して関東で物件探しをしたら注意が必要です。

不動産の広告では、リビングは広々15帖以上といった表記がされることがよくありますが、実際に見たら大したことないなんてこともあるのではないかと思います。

 

それと、ワンルームと1Kとでは大きく異なっています。

1Kだとキッチンと部屋が分かれていますが、ワンルームだとキッチンがある部分も含めての広さなので、結構狭く感じるかもしれません。

私は、ワンルームを初めて見たときは、狭く感じて驚きました。

天井の高さが低いと、圧迫感を感じて狭く感じる原因にもなるそうです。