賃貸物件と分譲マンションを比較したときにときどき言われるのが、
「賃貸物件より分譲マンションの方がいい」ということです。
分譲マンションは確かにお金をかけているので、
普通の賃貸アパートよりは質のいい建物になるとは思います。
ただ、分譲マンションを借りようとしたら結構かかります。
分譲マンションでも、ときどき、賃貸募集されているケースがありますが、
同エリアの賃貸アパート比べるとかなり割高になります。
賃貸だと本人が住まずに家賃収益が目的なので、質が下がるのは致し方ありません。
反対に分譲マンションや一戸建ては自分が住むのですから質にもこだわるわけです。
分譲マンションをローンで買えば月々6万円なのに、賃貸で募集しているのは12万円、
これだけだの情報で、金額だけ見ると買った方がよさそうに思えますが、
持ち家の場合は賃貸と違って様々な費用がかかります。
この物件では毎月の管理費が17000円かかり、修繕積立金は18000円かかり、固定資産税が毎年98000円くらいかかります。1か月あたりの費用合計は、41666円です。ローンと合わせたら10万1666円です。
賃貸だと気づきませんが、持ち家だと結構費用がかかるんです。
それでも持ち家の方が毎月のコストが安いですが、
普通は自分が損してまで貸すことはありません。
分譲マンションや一戸建ては、賃貸と違っていろいろとかかるんです。
なので、質がいいのは当たり前です。