ファッションに流行があるように、賃貸の間取りにも流行があります。
不動産市場は、経済環境や社会的な要因から影響を受けることがあるので、
賃貸市場も外部的な要因に影響を受ける場合があります。
例えば、20年前はワンルームでロフトが流行りましたが、
今はロフトはあまり人気がありません。
また、30年前はバストイレが一緒の物件でも問題なかったようですが、
次第にバストイレが一緒だと使い勝手が悪いことが知られるようになり、
今ではバストイレの需要はかなり低いようです。
少しくらい部屋が狭くなっても、バストイレは別の方が需要があります。
賃貸経営をしようと思ったら、物件を購入しなければなりません。
アパートであれば、間取りの変更も可能ですが、間取りの変更で結構多くのキャッシュが流出します。
間取り変更費用を家賃にのっけようにも、周りと差別化できなければ高いだけでは需要が少ないです。
中古で不動産物件を購入して投資を開始しようと思っているのであれば、
賃貸市場のトレンドには注意を払う必要があります。
間取り変更を織り込み済みであればまだいいのですが、物件によっては間取り変更が無理のケースもあります。
昭和の時代は洗濯機は外が当たり前だったようですが、今は洗濯機が外だと嫌がられます。
ただ、そうはいっても予算の都合もありますので、優先順位をつけてみるのがいいと思います。
高齢社会の到来を予想できましたか?
15年前は、ここまで急速に高齢化が進むとは思いませんでした。
先見の明がありませんね。
不動産投資に興味がある人は結構多いのですが、
実際に始める人はほとんどいません。
実際に投資をしている人ほどリスクがあるとはいわないです。
何もしてない人ほどリスクがあると騒ぐようです。