おそらく、初めての部屋探しだと賃貸契約のことはよくわからずに終わることがほとんどです。

最初のうちはいいのですが、時間が経ってから賃貸生活で困ったことがあってもどこに相談すればいいか分からないという人がいますが、それは初めてのことなので無理からぬことです。

 

中には、部屋を紹介してもらった仲介会社に相談する人もいます。

仲介会社に相談すれば、どこに相談すればいいかは教えてくれるとは思いますが、賃貸生活でのトラブルがあったときは仲介会社ではなく、不動産の管理会社が窓口になります。

 

大家さんは、部屋の管理は通常であれば不動産管理会社に任せています。

大家さんが空き家募集する場合は、不動産会社に依頼し、不動産管理会社が不動産業者間に広告をうって部屋の募集を知らせます。

そして、その広告を見た不動産会社が部屋を探している方に紹介します。

仲介会社は、お客さんに部屋を紹介して報酬として手数料をもらって終わりなので、

その後は不動産管理会社とかかわるだけになります。

一般的には、大家さんと借主が話し合うケースもほとんどなく、

やり取りは不動産管理会社を通して行います。

部屋の設備が壊れた、水漏れに対応してほしい、退去の手続き、更新の手続き、

敷金の清算、その他困りごとは、不動産管理会社に相談します。

 

管理会社は、賃貸借契約書に記載されていますので、

連絡を取る際は、契約書を見返してみるのがいいですよ。