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投資と浪費と消費、お金の使い方が自分の老後を決める

お金の使い方には、個人差が大きく出るといわれています。

収入が大きくても資産が全然ない人がいたり、その反対に平均的な収入でもしっかりと資産を築いている人がいるのはお金の使い方によるものです。

 

お金の使いかたにも種類があり、使い方の内容によって「投資」と「浪費」と「消費」とに分けることができます。

 

この区別の仕方は、ファイナンシャルプランナーがよく雑誌やテレビなどのメディアで紹介していますが、ファイナンシャルプランナーという職業が誕生する前からあったようです。

100年以上前の本多清六も似たようなことをいっています。

お金を投資するとは

投資とは、将来のためにお金を使うことをいいます。

気づかないで行っている投資が銀行に預けている預金です。

銀行預金は、いつでも引き出すことができ、低いながらも利息がつくので、リスクとリターンの低い投資といえます。

昔は金利が高い時代がありましたが、今はほとんど金利が付かないので、もはや投資とは言えないレベルでもあります。

 

よく、リスクとリターンは比例すると言います。

リターンが高い商品には、高いリスクがあり、リターンが低い商品はリスクも低いという関係です。

 

というよりも、リスクが大きくないとリターンは大きくなりません。このことを理解していない、なかなか投資に踏み込めないと思います。

株式であれば、価格の変動が大きいからこそリターンが見込めるというわけです。ただし、大きく損をすることもあり得ます。

お金を浪費するとは

浪費とは、必要以上にお金を使うことをいいます。いわゆる無駄遣いのことです。

できれば浪費は抑えたいものですが、人間ときにはハメを外すこともときには必要だと思います。

 

ただ、収入が多いのにお金がない人は、浪費をどれだけしているかの確認をした方がいいかもしれません。

買うという行為が好きな人や、カードに依存しやすい人は、浪費に走りやすい傾向にあるようです。

何に使ったか覚えてない人に効果的なのが家計簿をつけることです。

 

あればあるだけお金を使ってしまう人でも、最初に投資や貯蓄を積み立てておき、残りで浪費するという仕組みを作れば資産は築いていけます。

 

お金を消費するとは

消費とは、毎日の生活のために必要なお金のことをいいます。

住居費用、食費、水道光熱費、といった費用が消費にあたります。

家計の見直しを業務にしているファイナンシャルプランナーが、浪費の次に目をつける家計の見直し部分です。

 

無理のある節約はストレスの原因になるので、今までと変わらない生活でもできるような見直しを提案できるかがファイナンシャルプランナーの腕の見せ所です。

 

その費用は、固定費なのか変動費なのか

毎月の費用は固定費用と変動費用に分けることもできます。

 

固定費用というのは、どんな生活スタイルをしても必ずかかる費用です。

固定費用には、住宅ローン、固定資産税、クルマの維持費、生命保険料、教育費などがあります。

 

変動費用は、その人の生活スタイルによって違います。

食費、電気代、水道代、娯楽費といったものが変動費用にあたり、同じ家庭でも月によって費用が異なることがあります。

 

消費の見直しでは、住宅ローンの見直し、保険の見直し、使途不明金の解明、固定費の支出時期、といった固定費を見直すことで、今までとほとんど変わらない生活をしつつ、費用の削減を行うことが可能です。

 

 

100年以上前の人ですが、日本でも「本多清六」が人生設計の大事さを説いています。

本多清六は、貯金と投資を使い分けて資産を築いた実践の人で、FPがよくいう貯金と投資と浪費の使い分けの考え方は、この人の本を参考にしているのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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