不動産業界で欠かせない資格が「宅地建物取引士」です。

宅地建物取引士の仕事は、不動産取引が適切に行われるよう、契約前に重要な事項について説明することです。不動産の取引は何度も経験するものではないため、不動産知識の乏しいお客さんに説明しないといけない事項が法律で定められています。

この重要な事項について説明し、契約書に記名押印することが宅地建物取引士の仕事になります。

 

では、どのような経緯を踏めば宅地建物取引士、通称、宅建士になれるのでしょうか。

試験に合格しただけでは名乗れません

ときどき、誤解している人がいますが、宅地建物取引士(以下宅建士)試験に合格しても宅建士と名乗ることは実は出来ません。

宅建士を名乗るためには、試験に合格したあとに宅建士として登録し、さらに「宅地建物取引士証」を交付されることが必要です。

登録のためには、実務経験が2年以上あることを証明するか、実務指定講習を受講するかが必要です。

証明か実務指定講習を経て初めて宅建士登録を行います。

登録後に法定講習(合格後1年内は要りません)を経て宅建士証の交付を申請すれば、晴れて宅地建物取引士を名乗れるのです。

宅地建物取引士は国家試験

まず、宅建士になるには、毎年10月の第3日曜日に実施される宅建士試験を受験し、合格しなければなりません。

宅建士試験は、国家資格の登竜門といわれることがありますが、合格率は毎年、15%~18%程度で推移しています。

つまり、宅建士試験は6人に1人しか合格できない試験なので、難関の資格といっていいでしょう。私の知り合いには10年受け続けている者もいるくらいです。

だからといって最初からあきらめる必要はありません。受験生の半数はほとんど勉強をしないで試験に臨んでいるといわれているからです。宅建士試験は、就職に役立つという理由だけで大学生が勉強せずに受験していたり、不動産会社の社員が嫌々受験していたりします。

つまり、しっかりと勉強した人にとっては6人に1人の難関試験などではなく、努力が報われる試験となっています。実際、私の知り合いの10年受け続けている者も勉強しているのを見たことがなく、試験前日も普通に遊んでいました。

宅地建物取引士の勉強時間は

宅地建物取引士の合格までの勉強時間の目安は300時間といわれています。

私も一応、資格試験の講師をしていた経験がありますが、宅建試験はちゃんんと勉強すれば合格は必ずできます。

最近は、テキストがしっかりしてるので、宅建試験は独学でも十分に受かります。

勉強時間を取るのが難しい社会人や法律の勉強が初めての人は、最低でも半年、できれば10か月前に始めるのが望ましいです。

そして、毎日勉強を継続することです。時間がない時でも1問でもいいので勉強することです。

合格するまでお酒を断つくらいの覚悟があれば勉強時間は取れます。

週末は図書館や地区センターといった公共施設を利用して勉強を習慣づけると、みるみる力がついていきます。

特に地区センターは、存在自体知らない人も多いのでおすすめです。

重要なのは過去問

宅建士試験において、何をおいても重要なのが「過去問」です。

過去問というのは、過去の宅建士試験で実際に出た問題のことをいいます。

過去問を解くことの効果は、試験レベルの問題がどの程度解けるか、自分の現時点での実力が分かります。

また、宅建士試験特有のクセにも触れることが出来ます。宅建士試験にはクセというか引っかけがあるんです。

 

過去問10年分をひたすら繰り返していれば、実は合格水準に達することができちゃいます。

それくらい過去問は最重要ということです。

費用

宅地建物取引士になるのに約5万円、5年に1度の更新時に1万6500円です。

http://kanagawa-takken.or.jp/takken/study/index.html

 

 

 

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