不動産にまつわる殺人事件
アメリカでは、金融関係や不動産関係の仕事をしている人は、業務中の死亡が他の営業とかよりも多いそうです。日本でも金融関係と不動産関係はトラブルが多い業種です。
不動産屋さんが犯した殺人事件で有名なものといえば、「練馬一家五人殺害事件」です。
練馬一家五人殺害事件
練馬一家五人殺害事件というのは、1983年6月27日に東京都練馬区大泉学園町で起きた事件で、一家五人が殺害されました。
犯人の男は、東京都杉並区に住む朝倉幸治郎という不動産鑑定士の男です。
不動産鑑定士というのは、不動産の鑑定業務を独占して行える唯一の国家資格です。弁護士、公認会計士と並び難関資格の一つとして有名です。不動産関連資格のトップですね。
ただ、現場となった住宅の取引は、朝倉にとって初めての競売物件でした。
事件概要
1983年2月、苦労して不動産鑑定士となった朝倉は、手始めにに東京都練馬区大泉学園町の競売物件を1億280万円で落札します。
既に転売先も決まっており、取引で十分な利益が出ることが見込まれていました。
しかし、落札した物件は、占有屋が一家で占有していました。
朝倉は、早く家から出ていくように交渉していましたが、占有屋一家はあれこれと理由をつけて立ち退きを伸ばし続けます。
物件の代金である1億280万円は、全て銀行からの借り入れで用意しており、毎月の利息だけで100万円近くに上っていました。
焦った朝倉の怒りの矛先は、占有屋一家に向けられるようになります。
そして、1983年6月27日、手提げバックを持って占有屋一家が占有する家のインターホンを押します。
持参した手提げバッグには、ハンマーやら包丁、ノコギリ、ビニール袋が入っていて、強引に家に侵入した朝倉は、一家五人を殺害します。
結局、翌日に隣家の通報で警察が駆けつけて逮捕されます。
いくら違法に家を占拠している相手とはいえ、5人を殺害したことは重く、朝倉は死刑判決を受けます。
一応、控訴、上告しますが、いずれも棄却され死刑が確定しました。
刑務所内では模範囚として過ごし、刑務官からの評判も良かったようですが、2001年に死刑が執行されました。
この事件は、不動産鑑定士という社会的ステータスがある者の犯行であること、残虐性、一家五人が一夜にして殺害された、ということから結構有名ですが、ご存知でした?
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