天気が良かったので、にオートバイに乗って三浦市に行ってきました。
目指した場所は神奈川県三浦市の「盗人狩(ぬすっとがり)」という釣り人には有名な場所です。
例年の夏であれば、日中でもオートバイなら結構涼しかったりするのですが、今年の夏は赤信号で待っているだけで大汗をかくほどのひどい暑さです。
ただ、三浦市内の県道に入ってからは信号の数が少ないので、信号することなく快適でした。
盗人狩は、有名な釣りスポットなので、クルマが置けるスペースはいつもいっぱいです。
盗人狩へのルート
電車とバスを使って盗人狩(ぬすっとがり)へ行く場合は、京浜急行久里浜線の「三浦海岸駅」からバスになります。
しかも、三浦海岸駅からは10km程離れているので、駅からバスで20分から30分かかります。
さらにバス停から盗人狩まで徒歩で20分から30分とアクセスはよくありません。
三浦海岸駅からバスの場合は、剣崎経由三崎東岡行きのバスに乗り、「毘沙門天」バス停下車してから徒歩で20分です。
周りにはコンビニどころか商店もなかったので買い物は駅前で済ませた方がいいと思います。
三浦海岸駅前の雰囲気が思ったより良いと感じましたが、駅前の商店街は空き店舗が目立ってきました。
交通機関を使ってのアクセスが良くないので、クルマやバイクで行くのがおすすめです。
クルマやバイクで行く場合は、駐車場はありませんが、駐車スペースのようなものがあって、釣りが目的で来ている人はそのスペースにクルマを停めてました。
バイクのほうが場所を取らないので停車しやすいです。
カースペースはそんなに広くないので、直ぐにいっぱいになってしまいます。カースペースの前からの景色。干潟になってました。
カースペースから海岸へ数分ほど歩きます。
数分歩くと海と岩場が見えてきます。このあたりは岩場が多く、断崖になっています。
盗人狩の名前の由来
それにしても「盗人狩」とはすごい名前です。
盗人狩付近には、盗人狩の名前の由来について説明してる看板が石に打ち付けてありました。
「「盗人狩」とは、昔、盗賊が追われて、この山の端まで来て下を見ると、恐ろしい断崖(高さ約30メートル)と怒涛のさか巻きに、ぞくぞくと身振いして足がすくんで動けなくなり、たやすく捕まったという。それで「ぬすとがり」の名が残っている。」
盗人狩といえば、ゴツゴツしている岩場だと思ってましたが、断崖のほうだったんですね。
確かに周辺には高い断崖が続いてました。盗人は崖の上から崖下を見たのでしょうか。
盗人狩の看板の近くには、橋のようなものがかかってました。岩場が波に侵食されてるのがわかります。
自然が作り上げる岩場は素晴らしい景観で見ていて飽きませんでした。
かながわの景勝50選「盗人狩」は釣り場として有名
盗人狩は、釣り場のスポットとしても有名です。盗人狩では、メジナやチヌ、アジ、ウミタナゴが釣れるようです。
盗人狩に行った当日は、観光客よりも釣りをしに来ている人の方が多かったような気がしました。
駅から距離が遠く、駐車場も完備してるわけではないので観光客向きではないからだと思います。
分かりにくいですが、写真にも釣りをしている人の姿が写っています。
そういえば、盗人狩周辺にはネコがいました。
釣り人が連れてきたようではありませんでしたが、ノラネコでしょうか。
かながわの景勝50選「盗人狩」
盗人狩は、釣り以外にも景勝地としても知られています。
荒々しい岩場と波のしぶきが織りなすがとても美しく、季節と天気によっては房総半島が見える絶景ポイントです。
この日は、湿気があって富士山は見えませんでしたが、日光が海に反射してキラキラと美しかったです。
「かながわの景勝50選」の石碑は、盗人狩の由来について書いてある看板を背にした場所に見えます。
写真を見て分かるように、石碑があることを知ったうえで注意して見ないと岩場と同化してて気づきません。
盗人狩の様子
盗人狩は、ゴツゴツとした上に向かって突き出たような岩場が特徴です。
岩場は段差も大きく歩くだけで体力を使います。また、足元は滑りやすいのでビーチサンダルではなくてスニーカーや滑りにくい靴で行った方がいいです。
海水がきれいなのでいろいろな生き物が見れて磯遊びにも向いてると思います。
難点は、アクセスが悪いことくらいです。アクセスが悪いので穴場スポットになってます。
かながわの景勝50選「盗人狩」動画
盗人狩からの景色は波のしぶきと岩場の景観が素晴らしかったです。
晴れた日は富士山が見えますが、富士山が見える日は個人的に三浦半島随一の景観だと思います。
かながわの景勝50選「盗人狩」
盗人狩の様子動画