不動産を活用したい人からの相談受付中
不動産は、所有しているだけでは、お金が流出するだけです。
不動産を使ってお金が入るのは、「不動産を処分」するか「不動産を運用」するかの2つだけです。
不動産を活用せずに、ただ保有しているだけだと、建物は減価していきますし、維持費用でお金は出ていく一方です。
以前は、景気が悪い時に不動産を購入しておくだけで資産形成ができました。
しかし、現在は、人口減少社会と相続税対策によるアパート数の増加で不動産の運用にもリスクが伴うようになりました。
共有で増える相続争いのリスク
ただ単にアパートを建築すれば相続税対策になるという時代ではなく、むしろ無用の相続争いを招きかねません。
アパートを建てても入居がなければ相続税の節税にはなりません。
一般的なアパート建築は、金融機関からの借り入れをもとに建てるので、入居者があらわれず空室のままだとキャッシュイン（お金の流入）はキャッシュアウト（お金の支出）分をまかなえず、資産は減る一方です。
そして、共有不動産は、処分するときに面倒になるだけです。
というのは、相続した土地が分筆しても問題ない土地ばかりとは限らないからです。
空家率は右肩上がり
現在の日本は、4人に1人以上が高齢者という高齢社会であり、人口減少社会でもあります。
神奈川は、都内へも出やすく、全国でも人気のエリアです。
神奈川は、全国の平均空き家率を下回るとはいえ、空き家率は右肩上がりです。
空き家はリスク
今後は、3人に1人の高齢社会を迎えるといわれ、空き家率も今後さらに増加することが予想されます。
そんな時代ですから、なおのこと空家を放置するリスクは高まっていきます。
空き家についてのメンテナンスは、所有者が行わなければなりません。
所有者にはその義務があります。
放置した空き家が崩壊して通行人や近隣に被害が出た場合は、損害賠償請求されることもあります。
この10年で来日する外国人は急増しました。
日本でも外国人の受け入れや移民についての話題が取り上げられる機会も多くなったように思います。
不動産の活用も社会状況に合わせて考えていく必要があると思います。
空き家は放置しない
空き家は、放置しないことです。
中には、先祖代々の土地ということで処分を躊躇する方もおられますが、そういった場合は空き家の見回りサービスを活用するのも一つの手です。
賃貸として貸し出したいのであれば、根気強く気長に待つしかありません。
一見すると使いづらそうな不動産であっても変なところで需要があることもあります。
空き家の一番のリスクは、放置することです。
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