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なぜ住宅を買って生活が苦しくなるのか

 

関内や横須賀に行くたびに裁判所に行きますが、

裁判所に行くと住宅ローンが支払えなくて競売になっている人が多いことが分かります。

 

既にマイホームを購入して住宅ローンの支払いをしている人に聞いても

住宅ローンがきつくて困っているという話をよく聞きます。

 

このようになるのは、毎月の収支を考えて住宅を購入しないからです。

お金が余ったら貯金しようといった考えでは、まずお金は貯まりません。

収支を考えないで家を購入して生活が苦しくなるのは必然です。

国土交通省のアンケートによると、住宅を購入する一番の要因は不動産会社の営業だそうです。

不動産会社の営業に相談しても支出については教えられません。

家を購入するときに不動産屋さんが教えてくれるのは、住宅ローンの毎月返済額だけです。

 

また、将来の年金をいくら受け取れるかを知っている人は本当に少ないです。

将来いくらの年金を受け取れるか知らないのに年金で住宅ローンを支払っていけますでしょうか。

 

15年前に住宅ローンをビジネスにしている会社で働いてましたが、

当時は今より不況でした。

でも、住宅ローンで破産する人は減っていません。

 

では、一生賃貸がいいかというと、そうとばかりも言えません。

賃貸だと一生賃料を支払わないといけないので、持ち家の人よりも資産が早く減少します。

賃貸と持ち家について比較すると、全然建物のグレードが違います。

持ち家は税金や利息、リフォーム代、管理費等を考慮すると毎月の返済額に充てられる金額が下がりますが、

その点を考慮しても賃貸は壁も薄く、建物が貧相です。

 

例えを挙げて説明すると、

あるマンションは管理費が12,000円、修繕積立金が19,800円、固定資産税が1月あたり9,000円です。

このマンションを満額の住宅ローンだと月々82,000円ですので、合計122,800円になります。

同じマンションで賃貸に出てる部屋がありますが、月の賃料は165,000円です。

これは一例ですが、賃貸と持ち家では同じレベルになれません。

 

賃貸の一番のメリットは、引っ越しがすぐにできる点です。

1か月前から3か月前に通知をすれば、直ぐに引っ越しができます。

すぐに引っ越しができるということは、10万円の家賃から7万円の家賃に引っ越すというようなことが出来ます。

老後生活がきついから引っ越すということができるので、

老後に介護施設にはいろうと思えば、移動がスムーズです。

 

持ち家でもお金がないという人がいます。

意外と多いのが所有資産がほぼ不動産というケースです。

不動産を売ればいいのですが、不動産は換金するのに時間がかかります。

すぐに換金することもできますが、それには相場より安くする必要があります。

 

株式や不動産投資で流動資産を確保するといった視点も大事です。

株式は自社株でなければ市場が流通していますし、不動産投資なら家賃収入があります。

ただし、それなりの勉強は必要です。

 

 

 

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