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住宅ローンを返せなくなる人の共通点、ライフプランの実現に向けて

以前の仕事は、住宅ローンが理由で差し押さえられている人の家に行って不動産の相談にのるということをしてました。

住宅ローンが滞納して差し押さえを受けた場合は、選択できる手段はそんなに多くはありません。

差し押さえを受けている人のほとんどは、今後どうなるかに不安を抱えています。

毎日のように債権者が来ているようで、ノイローゼ気味の人もいました。

住宅ローンで滞納する人に見られる共通点

マイホームを差し押さえられると、督促や抵当権の実行を経て、いずれ裁判所で資料として公開されます。

この資料は、誰でも見ることが出来るので、自宅が競売の手続き中ということがわかります。

本来は、債権者に対しての公告ですが、誰でも見ることが可能なので資料を見た不動産業者が押しかけてくることもあります。

今でこそ任意売却業者は街にあふれていますが、私が仕事していた時は業者は少なく、神奈川でも数えるほどしかいなかったため、ローン滞納者の家に直接行くのが普通でした。

 

住宅ローンで破綻する人には、いくつかの共通点があります。

まず、第一に挙げられるのが、住宅ローンについて業者任せだということです。

建築業者や不動産業者は、住宅ローンに必ずしも精通していません。

精通しているのは、いくらの金額ならローンが通るかどうかです。

そして、「ローンが通る金額」と「将来も返済していける金額」とがマッチしているとは限りません

住宅ローンの資金計画では、将来も破産することなく返済していけるかどうかを考えることが大事です。

 

差し押さえにあっている人に共通する点に、被害者意識が強いこともあげられます。

被害者意識があるので、直接会っても感情的になっていて話どころではないこともありました。

感情を抑えて自分が今後どうなるのかを教えてもらうことも必要です。

 

 

また、住宅ローン破産する人に共通することとして、家の中が汚いということも挙げられます。

住宅ローンを支払えなくなったことで片づけどころではなくなった人もいるでしょうが、ゴミ屋敷みたいな家も多いです。

整理整頓と家計のやりくりには共通点がありますよね?

 

家が汚い人で資産形成をしている人は、あまりいないような気がします。

まずは、身の回りから始めてみてはいかがでしょう。

 

ボーナス返済に依存してる人もローン破産のリスクがあるかもしれません。

景気がいい時はボーナスが出ますが、景気が悪くなった場合は一気にローン返済が苦しくなります。

ボーナスについて裁判になった例もありますが、ボーナスは労働者が必ずしも請求できるものではないという扱いです。

 

ライフプランの実現に向けた相談に対応

お客様の希望するライフスタイルを提供するために、当社ではライフプランサービスを導入しています。

住宅の購入でお客様が一番不安に思うのは、住宅ローンに関することが一位といわれています。

 

住宅ローン破産は増加傾向

 日本弁護士連合会の消費者問題対策委員会のデータによると、多重債務に陥る人の主な原因が住宅ローンだそうです。

人生で高額な必要資金には、住宅、生命保険、教育資金、介護資金といったものがありますが、一般的には最も高額なのが住宅です。

住宅は、住宅ローンを利用して購入する人がほとんどです。しかし、住宅ローンは一度利用したら、生命保険のように途中でやめることが出来ず、後は何十年にわたって返済していくことになります。

住宅ローンは、金融機関がローンの返済計画の見直しをしてくれることがありますが、全てのケースで金融機関が応じてくれるとは限りません。

住宅ローンは一生で何度も利用するものではないので、ほとんどの人には知識がありません。

何かトラブルがあった場合は誰に相談すればいいのか分からず、気づいたら強制退去まで進んでたということもあります。

 

不動産業者は必ずしも住宅ローンに詳しいわけではありません

住宅の購入で購入者が一番影響を受けるのが不動産業者の意見といわれています。

しかし、不動産業者は不動産取引のプロであっても住宅ローンに詳しいとは限りません。

何故なら、不動産業者は契約までは業務なので精通してますが、住宅ローンのあっせんは義務ではないからです。

住宅ローンの手続きは、義務ではなく、あくまでももサービスの一環です。

 

金利の意味を知らなくても、不動産会社の重役や店長になってる人はたくさんいます。

 

 

ライフプランを立てることで将来のリスクが分かる

住宅が資産になるといっても、住宅を売却や賃貸としなければ、不動産はお金を生みません。

不動産は、処分するか運用して初めて資産となるわけです。

 

住宅ローンを利用した家庭の7割が子供の教育に影響を与えるといいます。

ライフプランの考えを活用すれば、将来のリスクを見ることができます。

将来の年金や現在のキャッシュフローを参考にして、将来の収支をざっくりと計算するだけでも防げるリスクはあります。

ライフプランを立てることは、全体の流れを知ることです。いつまでにいくら必要で、今何をすべきかが分かります。

悪い点については、早ければ早いほど改善策は多くなります。

 

ライフプランは当たることの方が少ない?

ライフプランはあくまでも将来の予想なので、必ずしも当たるとは限りません。むしろ当たることの方が少ないです。

ライフプランに織り込むのは、現在分かっている出来事のみです。なので、事故にあったらライフプランの見直しは必要ですし、将来のリスクに対してうてる対策も変わってくるでしょう。

 

しかし、ライフプランを立てておかないで住宅を購入するのは極めて大きなリスクを抱え込むことになります。

1回でも住宅ローンの返済をしなければ、契約上は残り住宅ローンについて一括返済を求められることになります。実際は、様々な手続きを経てからですが、そのままローンを支払わずに放置しておけば債権者は競売の手続きによって回収せざるを得ないことになります。

 

 

ローンを組んでからお見えになられる相談者様が多いのですが、ローンを組んだ後ではちと遅いです。

後から後悔してもどうにもなりませんので、ローンを組む前に当社にご相談ください。

 

 

 

 

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