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ファイナンシャルプランナー(FP)への相談の流れ

最近は、ファイナンシャルプランナーをテレビや雑誌で見ることが多くなりましたね。

少し前は、ファイナンシャルプランナーといえば保険の販売員の代名詞となっていましたが、最近はファイナンシャルプランナーに住宅ローン相談や投資相談をする人も出てきました。

しかし、いざ、ファイナンシャルプランナーに相談してみようと思っても、どんな悩みをどんな流れで解決に導いてくれるか分からない人が多いと思います。

ファイナンシャルプランナーに相談した場合の通常の流れ

ファイナンシャルプランナー(以下FP)に相談する場合の流れは、通常であれば以下のようになります。

FPにもよりますが、多くのFPは、現状を見るだけの「簡易ライフプラン」と、改善案の提案まで含まれる「ライフプラン(ここでは仮に改善ライフプランと呼びます)」の2つは用意しているようです。

 

簡易ライフプランと改善ライフプランに共通する流れ

ライフプラン相談に共通する流れは以下の通りです。

1.まず、FPに問い合わせる

2.どういった相談かを伝え、面談の日を予約する

3.面談の日までに必要書類を準備する

4.実際にFPと顧客が面談する

5.現状のキャッシュフローの分析

6.現状のキャッシュフローの分析評価

 

ここまでで現状の問題点に何があるかが判明します。

 

改善案の提案サービスを受ける場合

その後、改善案の提案まで含めたサービスを受ける場合は、以下の流れとなります。

7.キャッシュフロー表を基にした改善の提案

8.相談者と打ち合わせをしながら改善案の修正

9.その後の定期的にライフプランの見直し

 

FPによっては、会員制を設けて会員のみにサービスを提供しているようです。

その場で相談が解決する場合があれば、1か月近くかかることもあるようです。

 

ファイナンシャルプランニングの定期的な見直しが差を生みます

例えば、住宅ローンの見直しで何百万円も得することが当たり前に起こります。

 

2011年に4000万円を2.375%で借りた人が、2016年に1.1%借り換えをした場合

 

現状    毎月の住宅ローン返済額14万332円

借り換え後 毎月の住宅ローン返済額11万7801円

なんと、実に毎月2万2531円もの減額に成功しました。

残りの住宅ローンは、30年残ってますので、総額では約811万円もの減額です。

 

ライフプランでは、あまり細かい部分にこだわらず、ざっくりとした目標を設けることが大事です。

始めてライフプランを立てた人は、自分の将来がいかに危険なことか驚くと思います。

いかに危険な状態かを知っているだけでもすごいことです。

自分の年金についてどれだけ受け取れるかよく分かっていない人の方が多いのですから。

住宅購入の流れ

住宅購入は初めてだらけで分からないことだらけだと思います。

住宅購入の流れを初めての方にも分かるように説明します。

 

1.希望条件を出す

まずは、どのエリアで、いつまでにどのような物件を探すのかを決めます。

予算、エリアの範囲はどこまでか、駅からの距離、間取り、広さ、カースペースは必要かなどを決まます。

探しているうちに条件が変わることもあるので、最初はざっくりとでいいと思います。

 

2.購入金額を決める

いくらくらいの予算であれば、マイホームを購入しても大丈夫なのかを考えて予算を決めます。

購入金額が必ずしも妥当な金額とは限りません。

重要なのは、将来も返済していける住宅ローンを借りることです。

 

3.条件に合った物件を探す

希望条件と予算を確認したら、今度は実際に条件に合ったマイホームを探します。

探しながら修正をしていくこともあります。

希望条件を満たそうとすると、予算オーバーすることがよくあります。

無理してローンを借りたために後で後悔する人がたくさんいます。

 

4.実際に物件を内覧する

興味のある物件があったら実際に不動産会社に依頼して内覧をします。

内覧の際は、実際に駅までの距離を確認することが大事です。

また、昼間と夜とでは周辺の環境が変わることもありますし、平日と休日でも様子が変わったりもします。

 

5.条件と資金計画の再確認

希望の物件が見つかったら、本当にその物件でいいのか条件を再確認し、その物件を購入しても大丈夫なのかを確認します。

何件も物件を見ていると、最初の条件と全く違った物件を気に入ることもあります。

優先順位を決めることは必要ですが、実はそれほど優先する項目ではなかったということはよくあります。

 

6.物件の申し込み

問題ないようであれば、購入の申し込みをして物件を抑えます。

業者によっては、申込金を要求してきますが、申込金はあくまでも購入の意思を表すためのものですから、申し込みを撤回した場合は預けたお金は返金されます。

 

7、重要事項説明

契約の前に特に重要な事項について宅地建物取引主任者から説明を受けます。

重要事項説明は、契約で特に重要な事項についての説明ですから、分からないことはその都度質問することです。

 

8.契約の締結

重要事項の説明を受けて納得した後は、売買契約の締結になります。

この際に手付金を支払いますが、手付金は数十万円から物件価格の10%が相場です。

 

9.住宅ローンの申し込み・契約

住宅ローンの申し込みを行います。

申し込み後に事前審査をすることも多いです。

今はフラット35も回答が早くなりましたが、5年くらい前は事前審査はほとんど意味がありませんでした。

無事に住宅ローンの審査が通れば住宅ローンの契約になります。

 

10.引き渡し

残金決済、所有権移転、鍵の引き渡しをして完了です。

 

 

 

 

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