晩婚化で三大資金が重荷に
平成25年に日本の人口構造について65歳以上が占める割合は25%を突破しました。
今の日本は世界一の超高齢社会に突入しましたが、高齢化率の上昇とともに晩婚化も進んでいるといわれています。
マネープラン、ライフプランを立てると分かるのですが、晩婚化だと将来的に大きな資金を必要になりがちで、特に三大資金が同時期に準備しないといけなくなる可能性があります。
三大資金とは
三大資金とは、「住宅資金・教育資金・老後資金」をいいます。
最近だとこの三大資金に介護資金を入れて、四大資金と呼ぶこともあります。
いずれにしても大きな金額を必要とするのが三大資金です。
これらの資金は、事前に積み立てたり、大きな借り入れをすることで準備します。
モデルケースがあてはまらなくなってきている
以前は、20代で結婚して出産し、30代でマイホームを購入、子供が独立した50代からは老後資金を準備していくというのが平均的なサラリーマンでした。
しかし、少子高齢化や晩婚化で平均的なサラリーマンのモデルが崩壊しました。
まず、少子高齢化で社会保障費の伸びと保険料の均衡がとれていません。
社会保障制度が将来も続くとしても何らかの見直しがある可能性は高く、年金だけでは生活費が不足します。
不足する分については、利用できる制度を積極的に利用することが必要だと思います。
晩婚化と三大資金
晩婚化が進めば当然のように第一子を産む年齢が引きあがります。
住宅を購入すればローンを組むでしょうし、完済時年齢も引きあがるでしょう。
今までも教育資金の準備期間と住宅ローンの返済期間は重なることがほとんどでした。
晩婚化の影響は、老後資金の準備期間に与えます。
住宅ローンが老後になってからも、年金を受け取りながらだと老後資金の準備どころではありません。
かといって一生賃貸だと老後も大きな資金が必要になります。
リスクとうまく付き合う
昔は貯金だけで金利が5%にもなったようですが、今は貯金しても1%にも遠く及びません。
まずは、現在の状況を知ることが大事だと思います。
確定拠出年金でも元本確保型のもので保有しても確定拠出年金のメリットを半分しか享受できないかもしれません。
価格が下がったときは買い増して、価格が上がったら控えめに買うといった姿勢も時には必要だと思います。
現在の状況を知る
現在の状況を知るには、毎月の収支と将来の収支を知ることから始めます。
子供の進学をどうするかについても早いうちから考えておくのがいいと思います。
そして、何に優先してお金をかけるのかを考えます。
マネープラン、ライフプランは、将来の収入と今の資産をどのように割り振り、資金がショートしないかを探っていくものなので、状況が変わったら見直ししないと意味がありません。
国は最低限度のことしかしてくれないので、自分で努力するという心構えが必要です。
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