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借り換えとは、借り換え相談事例

皆様、こんばんは

今年もあと少しになりましたが気を緩めずに邁進してまいります。

 

住宅ローンの金利が史上最低レベルで低空飛行しております。

おかげで住宅ローンの借り換えが急増しているようで、先日のセミナーの題材にさせてもらいました。

最近の金利の推移

下の図は、住宅金融支援機構から見れる過去の金利水準のデータです。

 

このデータを見るとこの20年は最低レベルの金利であることが分かります。

実は、この金利は店頭金利と言われるもので、実際の金利はこの店頭金利からさらに低くなることがほとんどです。

実際に適用される金利は、店頭金利から優遇金利と呼ばれる利用者ごとに優遇される金利が引かれ、引かれたものが実質の金利となります。

店頭金利は変わりませんが、実質金利は1.675%くらいから0.625%と随分と差が開いてます。

借り換えとは

借り換えというのは、今までの住宅ローンを別の金融機関から借りたお金で返済し、今後は新しい金融機関でローンの返済をしていきます。

借り換え後は、新しい金融機関に返済していくことになります。

住宅ローンの条件は、新しい金融機関の条件が適用されます。

 

借り換えをしない人に理由を尋ねると、面倒、既に固定金利で借りている、よく分からない、お金に余裕がない、といった返事が返ってきます。

よく分からないとか、面倒くさいといった理由で放っておくと何百万円も損する結果になるかもしれません。

 

フラット35の金利の推移

では、借り換えの効果を例をもとに紹介してみます。

 

今の固定金利は1.1%あたりが水準ですが、5年前だと2.2%くらいでした。

仮に3,000万円を5年前に2.2%で借りると毎月102,486円支払っていることになります。

5年経った今の残りの借金は、2,699万円です。なので、まだまだ借金はたくさんあります。

このタイミングで1.1%で借り換えをすると、月の返済額が約8万8千円になります。

ということは、今までの返済額から14,500円安くなる計算なので、総額で500万円以上返済額を減額させることができます。

ここから諸費用を考慮しても400万円以上は減額できることになります。

 

他にも住宅ローンの見直し方法には、条件変更や繰り上げ返済といったものがあります。

 

住宅ローンの借り換え・よくある相談例

マイナス金利で金利が下がったというニュースを連日聞くようになったことから、住宅ローンの借り換えについて相談を受けることが増えました。

 

管理者「今回は、何か困ったことが起きたのですか?どのような相談があるでしょうか。」

 

お客様「実は最近、周りの知人が住宅ローンの見直しで家計負担が減ったと喜んでいるのを見て、自分達が利用している住宅ローンでも利用できないかどうかと思って相談に来ました。

また、繰り上げ返済にした場合の効果がどれくらいなのか金額で分かりますか?」

 

あくまでもモデルケースになりますが、こういった相談を多く受けるようになりました。

借り換えをしない理由

住宅ローンは返済期間が長いので、下手な家計の見直しなんかよりも住宅ローンの見直しをした方が効果が大きかったりします。

 

仮に金利の差が少しであっても長い目で見ると結構大きくなることも多いのです。

しかし、多くの人は、高い住宅ローンのまま毎月住宅ローンを支払いながら、食費を少しでも安くするために1駅先のスーパーに行って買い物したり、おこずかいを減らされたりしてることは少なくありません。

 

借り換えをしない理由についてアンケート調査の結果では、1位は借り換えが面倒だからでした。

 

そのほかの借り換えをしない理由については、

費用が必要だから、今でも金利が低い、借り換えがよく分からない、固定金利で借りたので変動リスクがない、金利はまだまだ上がらないから、といったものがあります。

 

借り換えをした結果が実際にどれくらいの効果なのかを金額で示すと早く借り換えをしとけばよかったというお客様が多いです。

 

当社からの住宅ローンの見直しについての提案

お客様から住宅ローンの見直しについて相談を受けたので、まずはお客様の現在の住宅ローンの状況を聞くことになります。

お客様から現在の住宅ローンの状況について聞いた結果、現在適用されている金利が2.14%で、月々の住宅ローン返済額が101,500円でした。

 

当初お客様は、住宅ローンの見直しをとは繰り上げ返済のことだと思ったようで、繰り上げ返済について聞きに来られましたが、借り換えという方法についても紹介と説明をしました。

 

そして、今の金利で借り換えた場合は、月々の住宅ローン返済額が86,900円になることが分かりました。

諸費用を考慮しても総額で400万円削減でき、毎月の返済額も15,000円近く削減できました。

 

ちなみに、繰り上げ返済をした場合の効果は、利息を25万円削減できることを伝えました。

その結果、お客様は、繰り上げ返済ではなく、借り換えを選択されました。

 

 

 

 

 

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