X

かながわの景勝50選「油壷湾」(神奈川県三浦市)

横須賀の友人の家に居候させてもらったことがあるのですが、居候していた期間は毎週のように油壷へ遊びに行ってました。

油壷は、海や森林などの自然が多く、昔から避暑地として知られています。

最近では、これから老後を迎える人に向けて介護施設を建設してるのを見かけます。最近でも油壷で分譲住宅が売りに出されてます。

 

油壷には、「海水浴場」や「京急油壺マリンパーク」といった観光スポットもありますが、交通アクセスがよくないので夏場でも湘南のように混んでません。意外と穴場スポットです。

また、三浦の海水浴場は湘南よりも海水がきれいなので、自分は湘南の海に行くなら三浦まで来てしまいます。

油壷湾への交通アクセス

油壷へは、「クルマ」か「交通機関(電車とバス)」で来ることになります。

 

クルマがおすすめ

油壷の最寄り駅は京浜急行久里浜線の「三崎口」駅なのですが、駅から油壷まで5km程度離れているので、クルマで行くのがおすすめです。

油壷湾の近くには、そこそこ大きい駐車場もあります。海水浴シーズンは混みますが、駐車場が満車で入れなかった経験はありませんでした。

 

クルマの場合は、三浦縦貫道路で林まで行き、国道134号線を南下していくのがいいと思います。

 

市営の駐車場は、100台ほど駐車できる規模です。

市営の駐車場は、1日停めても普通車で510円、バイクで210円です。昔はもっと安かったと思います。

油壷にはいくつか駐車場がありますが、市営の駐車場が一番大きく安いです。

 

電車とバス

交通機関を使う場合は、京浜急行久里浜線の三崎口駅から「油壺行き」のバスで終点まで行きます。

 

三崎口駅からは、田舎の割にはバスがそこそこ出ています。油壺行きはそんなに多くないかもしれません。

 

 

京急油壺マリンパークは、そんなに大きなテーマパークではありません。7年前に訪れた際はアシカショーなどを見ることができました。

マリンパークの横を入っていった先には岩場があるので岩遊びもできます。海水は東京から行ける範囲ではかなりきれいだと思います。

油壷には小さめの海岸やマリーナも

油壷には、小さめの海水浴場がいくつかあります。

海水浴場の波は小さめで水もきれいなので小さいお子さんにもおすすめです。

また、海に囲まれているため油壷一帯にはマリーナがいくつかあります。

荒井浜海水浴場へはこの道を進んでいきます。途中に新井城址が右手にあります。

 

相模の名族三浦一族滅亡の地

油壷は、鎌倉時代以前から続く相模の名族三浦一族が伊勢新九郎によって滅ぼされた地です。

 

伊勢新九郎と戦闘を重ねた三浦一族は次第に追い込まれ、油壷にある新井城を最期の場所として3年立て籠もって戦いましたが、1516年にとうとう城は落城して三浦家は滅亡しました。

油壷湾の由来は、油壷の新井城にたてこもった三浦同寸が討死した際に、他の家臣や一族も自害、討死、または投身して油壷湾が血汐で真っ赤に染まり、油を流したような状態になったからだといわれています。

三浦同寸のお墓は、胴網海水浴場側にあります。

 

油壷一体は自然が多いです。

 

 

北原白秋は、城ヶ島に記念館がありました。油壷の景勝を見て感動しているんですね。

 

三浦一族滅亡の地である新井城は、面積約128ヘクタールの自然をそのまま利用した要害でした。

相模湾に突出したこの一帯は、小網代湾と油壷湾にはさまれ、三方が海に面した断崖であり、陸路は、北方約3キロメートルの大手の引橋のみであり、この橋を切って落とせばどこからも攻め込まれないようになっていました。

新井城は、天然の要害だったようです。

かながわの景勝50選「油壷湾」

油壷湾は、かながわの景勝50選の一つです。

「かながわの景勝50選 油壷湾」の石碑は、荒井浜海岸に向かった先、新井城址を過ぎて少し歩くと左手にあります。

 

油壷湾の奥にはマリーナがありました。

 

湾内は静かでシーンとしてました。写真でみるよりも実際に見た方が感動できます。写真だといまいちですね。

湾の水に森林が映ってとても美しい光景でした。季節を変えてまた来たら今とは違った景色が見えると思います。

 

少し風がある程度でしたが、海とつながっているので湖とは違って少しは波があります。

 

風が穏やかなときは、空や木々が水面に映し出されてきれいです。

 

都会の生活に疲れたら週末にでも来てみてはいかがでしょうか。

 

ライフプラン:
Related Post