キャッシュフローとバランスシートの把握は、ファイナンシャルプランニングにおけるはじめの一歩です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、意味を日本語に換算すればたいして難しくはありません。
家計と企業のキャッシュフロー
キャッシュフローというのは、お金の流れのことをいいます。
企業の会計でもキャッシュフローは重要視されており、上場企業にはキャッシュフロー計算書を作成しなければならない義務があります。
会計のキャッシュフローとファイナンシャルプランニングのキャッシュフローの違いは二つあります。
一つは法人を対象としているかと個人を対象にしているかによる違いです。
二つ目はキャッシュフローが過去のものなのかと、将来のキャッシュフローなのかによる違いです。
企業には株主への説明責任があるので、企業のキャッシュフローは1年間どうだったかという過去の数値です。
そして、ファイナンシャルプランニングで作るキャッシュフローは、将来のお金はどうなるかを想定して作ります。
将来の数値は、あくまでも予測なので、そもそもがリスクにたっています。
家計と企業のバランスシート
バランスシートというのは、一定時点の家計の資産と負債の状況を数値にしたものをいいます。
資産というのは、現在か、将来お金を生むもののことです。
一戸建ての自宅をすごい気に入ってても、不動産市場で評価されるとは限りません。資産というものは、第三者からの評価で表します。
現金や貯金は現在のお金です。
将来お金を生むものには、不動産や株式があります。
不動産であれば賃貸に出したり、売却すればお金になりますし、株式であれば、株式市場で売却すればお金になります。
負債は、将来、返済しないといけないお金のことです。
家庭では、住宅ローンやクルマのローンなどが負債にあたります。
12月31日のバランスシートを作るのであれば、まずは資産と負債の把握から行います。
現金や貯金は現在の金額が把握できますが、不動産や株式は分かりません。なので、不動産や株式は12月31日の時価で評価します。
負債は、償還表が送付されてきますので、12月31日の段階でいくらの借金が残っているかが分かります。
資産-負債が本当の意味での資産
資産と負債のほかに、純資産という概念があります。
純資産というのは、資産から借金を引いたものをいいますが、
今、借金を返しても残る資産をいいます。
この純資産こそが本当の資産といえます。
資産が10億円あったとしても、負債が9億円あるのであれば、負債を返したら1億円しか残りません。
ただし、資産を作るうえで現金だけでは効率が悪いので、うまく負債を活用しないと資産は築けません。
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