日本の年金制度は、少子高齢化と財源不足でこれから先は、受給開始年齢の引き上げや支給額の見直しが行われる可能性が高くなっています。
というよりも、平均寿命がこのまま伸びれば今のように65歳は高齢者とは言えなくなるでしょうから、受給開始年齢の引き上げは間違いなく行われるでしょう。
マクロ経済スライド下では、物価に必ずしも連動するわけではないので、インフレが続けば資産の目減りが将来的に懸念されます。
そうなると、今後は一層の自助努力が求められることになります。
このまま何もしなければ、所得格差はどんどん開いていくのではないかと思います。
取り残されないためには、投資のスキルが益々必須のものとなるのではないでしょうか。
投資をこれから始める人は、最初はリスクの低い商品や少額から始めていき、次第に投資を身近なものにしていくのがいいと思います。
ETF(上場投資信託)手数料が安いものが多い
これから投資を始める人におすすめなのが、ETF(上場投資信託)です。
ETFというのは、上場している投資信託のことです。
投資信託の場合は、購入方法が限られてますが、ETFは上場しているので売買が容易です。
ただ、日本ではETFよりも投資信託が主流です。
でも、海外に目を向けるとETFの方が主流になりつつあり、日本も今後はそうなっていくのではないかと思います。
ETFがおススメなのは、まず、投資信託と比べてコストが低いことです。
投資信託やETFは、どちらも長期投資に向いている商品です。
投資を始めたばかりの人は、最初に目が行くのがリスクですが、慣れてくると維持コストに目が行くようになります。
というのも、長期投資では維持費用が安ければ安いほど手元に残るからです。
投資信託であれば、信託報酬が1%未満で安いといわれますが、ETFだと1%を超える信託報酬は少ないです。
また、ETFは投資信託と同様に購入するだけで分散投資の効果が期待できます。
ETFも様々な指標に連動していますので状況に合った使い分けができます。
また、どんどん新しい商品が発売されているので、投資する対象も先進国から新興国まであり、株式から債券や不動産といった資産まであります。
また、投資先の業種も食品関連、貿易関連、医薬品関連までと様々ですから自分に合ったものを選べます。
1つの商品で世界経済に投資するのと同じ効果が期待できるものもあります。
最低資金も少なくなったので、投資をこれから始めてみたいという人にもおすすめです。
年金定期便にどんなことが書いてあるか知っていますか
投資を始める前に知っておきたいのが自分の年金額についての把握です。
現在の年金制度が非常に負担ばかりが増えているので、現役世代は将来の老後資金を自分で作る努力も必要です。
早いうちから老後資金を自分で作るといった考えを持っていかないと行きつく先は下流老人です。
実際、生活保護を受けている人の半数が高齢者といわれていますので、希望の未来のためにも自助努力が必要です。
最低でも年金定期便にどのようなことが書いてあるのか知っておいた方がいいと思います。
まず、最初に年金定期便は、50歳以前と以後で内容が異なります。
50歳以前での年金定期便は、納付実績に応じた年金額が書いてあります。
そして、50歳以後では、今後もこのまま年金を支払い続けた場合の年金額の見込み額を知ることができます。
このように違いがあるのは、50歳以後の人はこのまま今の職場に働き続けることが多いのと、このままいくらくらい見込めるのかを知っておいた方が利用者の利益になるからだと思います。
反対に50歳以下だとこれから転職する人も多いでしょうし、それなら今までの納付実績でいくらもらえるかを示した方が利用者の利益になるからだと思います。
どちらにせよ、50歳以前は納付実績に応じた年金額、50歳以後は納付見込みに応じた年金額が年金定期便には記載されているいうことです。
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