老後不安から、投資の必要性が見直されています。
投資先には、株式、債券、投資信託、FX、不動産、生命保険といったものがあります。
これらの商品は、保有していれば配当利益、売却すれば現金に換金することが可能ですので資産になります。
資産運用をするうえで重要なことがいくつかありますが、重要なことのの一つがアセットアロケーションです。
アセットアロケーションとは
アセットアロケーションとは、投資目的に合わせて運用する資産の配分を決定することをいいます。
例えば、アセットアロケーションでは、不動産に4割、株式に3割、現金1割、債券2割、というふうに、まずは資産の配分を決めることから始まります。
投資のリターンは、どのような資産にどのように配分するかで成果が決まるといわれ、
このアセットアロケーションで8割、9割の運用成果が決まるといわれています。
価格変動がある資産をリスクがあると言いますが、リスクというのは不確実性とかブレ幅です。
リスクがあることでリターンがうまれます。
リスクとリターンは比例する
リスクが低い資産で運用すれば、期待されるリターンもたいしたことがありませんが、リスクが大きい資産で運用すれば期待リターンもそれに比例して大きくなります。
リターンというのは、リスクある所に生まれるわけです。
株式、不動産、債券といった投資では、リスクとリターンは比例しますので、ただやみくもにリスクを取ればそれだけ破綻する可能性も高くなります。
投資する場合は、その人がどれだけリスクを許容できるかの理解も必要です。
リスクを許容できない人は、ローリスク・ローリターンの商品が中心の運用になるでしょうし、積極的に運用したい人は、ハイリスク・ハイリターンの商品で運用することができます。
数か月後に必要なお金をハイリスク商品で運用するのはあまり賢いとは言えませんし、何十年も使う予定がないお金を預貯金で運用するのももったいない気がします。
少し前にマイナスとなって騒がれたGPIFですが、今度は反対に過去最大の収益となりました。
数年前まで債券中心で運用していたものの配分を大きく見直した結果です。
公的年金をリスクをとって運用することには賛否両論があるようです。
でも、実際にGPIFが購入してるのは、ETFとかではないでしょうか。
流石に個別銘柄を購入する可能性は低いと思います。
長期の分散投資でリスクを抑える
本屋に行くとたくさんの投資に関する本が置いてあります。
私でも1億円稼げました的な、投資はもうかる系の本が売れ筋のようです。
投資にもいろいろなスタンスがあると思いますが、私は投資では勝つことよりも負けないことが大切だと思っています。
大学時代にバイトをして貯めた100万円を2日で失ったことも関係してるかもしれません。
負けないことを考えた場合、重要となるのが長期の分散投資です。
投資はリスクが大きいといわれていますが、投資の対象は様々あって、リスクが大きいものから小さいものまであります。
私も個別銘柄を購入することがありますが、時間を取られて面倒くさいので、最近はインデックス投信とETFで運用しています。
インデックス投信とETFは、個別銘柄に投資するよりも分散投資の効果が期待できます。
個別銘柄よりもリターンは少ないかもしれませんが、リスクを抑えることが可能です。
長期の分散投資で重要となるのがどのような種類を組み入れたものかということです。
保有資産の割合がリターンを決めるように、どのような投資信託、ETFかでリターンが左右されます。
投資では毎年かかるコストに注意が必要
長期の分散投資では継続してかかるコストに注意が必要です。
例えば、販売手数料が1%未満と低かったり、ノーロード型商品だったとしても、毎年かかる信託報酬が高かったらリターンがそれだけ低くなります。
不動産であれば、不動産投資をしていくうえで毎年かかるコストにも目を向けなければ、失敗の可能性が高くなります。
投資を始めるときは、リスクにばかりに目が行きますが、投資になれてくると維持コストに目が行くようになります。
長期投資、積立投資では、リスクが高いよりも維持コストが高い方が問題です。
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