金沢区の山吹の里
太田道灌といえば、扇谷上杉家の家宰として江戸城を築いて辣腕を振るったことで知られていると思います。
下剋上の先駆者といわれる北条早雲からも恐れられた道灌ですが、若い頃は風流を解さず武勇一片だったといわれています。
そして、歌道や学問を志すきっかけとなったエピソードが「山吹の里」の話です。
私も好きな話の一つです。
山吹の里
あるとき、道灌が鷹狩をしていると、雨が降ってきたので、近くの農家で蓑を借りようと立ち寄ります。
すると農家から娘が出てきて、山吹の枝を差し出します。
道灌はこの意味が分からず、家臣に聞いてみると、家臣は「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだになきぞ悲しき」という歌で答えたのでしょうと教えてくれます。
つまり、娘は家が貧乏なので道灌に貸す蓑がありません、と答えたのです。
このことを聞いて以来、道灌は学問や歌道を学び、武勇だけでなく歌人としても有名になりました。
金沢区の山吹の里?
山吹の里は判別せず、埼玉や都内にあるといわれ、豊島区には碑もあるため、東京での話と思っていました。
が、「楠山永雄著・ぶらり金沢散歩道」によると金沢区の“六浦の上行寺裏山や龍華寺付近にも、その逸話が伝えられている”そうで、金沢山で鷹狩をしていたら雨が降って立ち寄ったのが六浦の里だったという話です。
道灌は金沢とも深い関係がありますから、こういったエピソードが生まれたのしょうかね。
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