今月、新規入会会員向けの懇親会に出席する予定なので、本屋さんで名刺交換や交流会に関する本を3冊ほど購入しました。
商工会議所や士業向けの団体に所属していると、交流会への案内が届くことがあります。
購入した本には、名刺交換のポイントが書いてあります。
「名刺交換の多くは仕事をしてるふりに過ぎない」、「名刺交換の多くは無意味」、「名刺交換会では、キーパーソンがいるので、その人を早く見つけて話しかける」等、名刺を渡して話をするだけではダメみたいです。
本には名刺交換は無意味と書いてありましたが、事務所にいるだけよりは人に会った方が前向きなので交流会には参加しようと思います。
何回か名刺交換会に参加してますが、ただ名刺を交換するだけでは仕事につながりません。
異業種交流会にも参加したことがありますが、一番熱心に名刺交換をしていたのは保険屋さんでした。
異業種交流会というと普通は、異業種との情報交換や、自分の業務が円滑になるように連携することが目的だと思います。
ところが、保険屋さんの場合は、異業種交流会が営業活動の場と化してました。
私も以前は、保険の代理店をしていたのでこういった話を聞いてましたが、ここまであからさまだとは思いませんでした。
小説太平洋戦争をまとめ買い
日ノ出町に行った帰りに古本屋に寄ったら、山岡壮八の「小説 太平洋戦争」8巻がまとめて1,000円で売り出されていたので購入しました。
中学生の時に吉川英治氏の「三国志」を読んで以来、歴史小説を好んでよく読みます。
今まで読んだ歴史小説で面白いと思ったのは、山岡壮八だと「徳川家康」と「織田信長」が面白かったです。
まだ途中ですが「小説太平洋戦争」も面白いです。
吉川英治だと「三国志」と「宮本武蔵」がおすすめです。
どちらも名作として名高いですね。
司馬遼太郎なら「国盗り物語」と「峠」が面白いと思います。
峠は、山本五十六と石原莞爾も尊敬していた「河井継の助」が主人公です。河井継之助は、雪国の長岡藩の中流武士でしたが、幕末の混乱に抜擢されて家老として藩の仕置きをしました。
河井継之助が薩長側の岩村精一郎と談判した小千谷市にも長岡花火大会のついでに2度行きました。
年末年始に「小説 太平洋戦争」読む
古本屋さんでセットで1,000円で購入した山岡壮八の「小説太平洋戦争」を読んでます。最終巻がなかったので関内の有隣堂で最終巻だけ追加で購入しました。
私の読書時間は、電車の移動時間と仕事の隙間時間をあててます。
7巻まできましたが、ここまでに山本五十六も古賀峰一も飛行機を撃墜されて亡くなり、戦況は頗る悪いところまできてます。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」というものがありますが、この言葉は山本五十六が残した言葉です。
今の日本の歴史で人気があるのは戦国時代や幕末です。
反対に太平洋戦争は人気がなく、何も知らずに批判している人が多すぎるそうです。
山岡壮八氏は、太平洋戦争時は記者として従軍していたので、当時の歴史背景への解説が結構ありますが、解説されても今の日本人には当時の日本人の精神が理解できないかもしれません。それくらいすごい国を思う心が強かったんだと思います。
この小説を読み進めると、日本が調子よかったのは最初だけなので、日本人には4巻辺りから敗色が強くなり苦痛を伴う内容になります。サイパンや硫黄島の戦いに至っては、戦車や大砲に向かって素手や拳銃で挑むような無理のある戦いです。
また、技術力の差はいかんともしがたく、土地を耕すのに、アメリカではショベルカーといった重機を使った二人で行うのに対し、日本では50人で手掘りです。日本人が50人がかりで土地を耕そうとすると、捕虜のアメリカ人がショベルカーを使ってあっという間に作業を終えるシーンがあります。
この小説を読むと太平洋戦争の性格が授業で教えられたものとは180度違ったものであることが分かります。当時の日本の置かれた環境を抜きにしては、日本が負けたから今の平和がある等という発言は出来なくなります。
小説太平洋戦争読み終わりました
「山岡壮八 小説太平洋戦争」全9巻をやっと読み終えました。
歴史を好む人もこの時代の歴史になるとあまり詳しくない人が多いのは、戦争に負けた側の歴史ということ、戦後の教育で一方的に日本が悪いと教えられたからではないかと思います。学校のお授業を受けていて一番つまらないのがこの時代です。
当時の日本を記者として生きた山岡壮八氏が当時の日本人の価値観を解説してくれるのですが、それでも現在の日本人には理解しがたいかもしれません。半端な愛国心程度では無理ですね。
自殺と自決の違いや、死に対する日本と他の民族の違い、何万人もの人が異論を唱えず玉砕したとか、当時の日本人を頑張って理解しようと努めてもなかなか理解できません。
作者の山岡壮八氏も解説してますが、現在を生きる日本人には当時の日本人を理解することはまず無理だと思います。とても同じ日本人とは思えませんし、戦後の教育で2,000年の間築いてきた日本人の個性がなくなってしまったよと作者は嘆いてます。
山岡壮八氏の感情移入が目立つ箇所も多いのですが、当時を生きた人の解説は貴重だと思います。
下手な倫理の本や哲学の本などよりよっぽど優れた本だと思います。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」や吉川英治の「宮本武蔵」と「三国志」、山岡壮八の「徳川家康」といった歴史小説は、読んでいて面白いです。反対に「小説 太平洋戦争」は、読んでいて苦痛になることも多々ありますが日本人におすすめです。
日本は、当時から政治家に恵まれなかったというのも分かります。
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