今日は、不動産探しにおすすめの時期について話したいと思います。
そもそも不動産探しにおすすめの時期なんてあるの？なんて声が聞こえてきそうですが、不動産探しにもおすすめの時期はあります。
ただし、賃貸と売買とでは若干おすすめの時期と程度が違います。
賃貸探しにおすすめの時期
賃貸探しにおすすめの時期、それは、引っ越しシーズン以外です。
特におすすめは夏です。
追記：これは単身者向けです。
なぜなら、引っ越しシーズン以外であれば、物件の条件が有利になる可能性があるからです。
大家さんにとっても、部屋を空室にしておくより入居してもらった方がお金は入るし、相続対策にもなります。
空室がないほうが相続評価が下がる、つまり相続税が安くなるということです。
引っ越しシーズン以外だと、部屋を探す人が少ないので借りられる条件が有利になるケースがあります。
そのかわり、学校に入学するとか、新社会人になるといった引っ越しシーズンに合わせるしかない場合はできません。
引っ越しの目的が、大学に入学するためだと、大学の入学時期が4月からがほとんどなので、1月～3月に入居できるよう部屋を探すことになるからです。
入学のために賃貸物件を探す場合は、周りの人も動くためあまりのんびりしてられません。
特に学生街では、同時期に周りも動くので、内見してる最中に申し込みが入ってしまうなんてことがよくあります。
さらに、その駅が人気のエリアなら倍率はもっと大きくなります。
東急東横線といえば特に人気の沿線です。
東急東横線は、ただでさえ人気があるのに、大学がある駅だと案内中に他の不動産屋さんとバッティングすることも多く、内見して戻ったときには申し込みが入ってたなんてことはよくありました。
2月になると空く物件も増えるのですが、それを上回る需要があるのであまりゆっくりとはしてられません。
特に人気のエリアの3月では、物件をろくに見ずに契約する人もいるようです。
とりあえず安いボロアパートを借りて、その後にのんびり探すという人もいます。
中には、大学、職場の近くに住む親戚のお世話になってゆっくり探すといった方法をとっている人もいます。
私の知るケースでは、住所を実家にしてネットカフェから仕事に行き、週末は部屋探しをていた人もいます。
ファミリーでの賃貸探しにおすすめの時期は？
２DK、３DK、３LDKといった、いわゆるファミリー物件の場合は、特別おすすめの時期はありません。
単身者向けの物件と違って特別繁忙期をいうものがないからです。
あえていうとすれば、ジューンブライドの6月前に合わせる人が4月、5月、6月に部屋探しを始めることが多いです。
それと、子供の入学に合わせて引っ越しをするケースも多いです。
ただ、単身者向けほど動くような時期はないです。
人事異動の時期もファミリー向け物件が動く要因です。日本は、年度末が3月が多い（年度は会社によって違う）ので、新しい年度に合わせて人事異動が行われます。
売買の場合はあまり時期は関係ない？
売買の不動産探しの場合は、あまり時期は関係ないと思います。
お客さんの中には、子供の入学前に購入したいという人がいるので、1月～3月が繁忙期になりますが、賃貸ほどではありません。
6月は結婚式が増えるのでそれに伴ってマイホームを探す人もいます。また、人事異動の時期に合わせてマイホーム探しをする家庭もあります。
また、3月は会社の決算日というところが多く、3月になると在庫処分をする不動産会社があります。
そういった会社は、在庫処分のために価格を下げることがありますので、それにつられて物件が動くことがあります。
また、真夏のようにあまりお客さんが動きにくい時期に不動産価格を見直しすることがあります。
なので、売買の場合は不動産会社によって3月がおすすめの場合と、繁忙期以外の真夏がおすすめの場合とがあります。
売買の場合は、需要のある物件は直ぐに売れますし、不人気のエリアはなかなか売れません。
売買は、常に需要はあるけれど、賃貸のように明確な繁忙期はないといったところです。
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