先日、帰りにスーパーに寄ったのですが、そこでアイスコーナーを通った際にガリガリ君を見つけました。

ガリガリ君は、子供の頃は50円でしたのでよく食べてました。

懐かしく思ってガリガリ君を購入したのですが、レジでお金を支払う時に75円になってて驚きました。

消費税を抜いても価格が4割上昇してたんですね。

元本保証でも資産は目減りするかも

元本保証とは、元となるお金が減らないことが運用期間にわたって保証されることです。

5年後に元本が償還される金融商品であれば、5年後に預けたお金が戻ってきます。

だからといって実質的な価値まで保証されるというわけではありません。

 

元本保証の代表といえば、銀行への預貯金です。

銀行へお金を預けた場合は、銀行が破たんした場合でも1,000万円と2年分の利息が保証されます。

 

しかし、銀行への普通預金の金利は、0.02%~0.05%程度ですので、銀行へ預けてもほとんどお金は増えません。

定期預金でも0.1%程度です。

 

もし、物価が1%上昇したら今まで1,000円だった商品が1,010円出さなければ購入できなくなります。

0.02%~0.05%では、何十年かかるでしょうか。

お金を預ける場合や運用を行う場合は、物価の上昇や利回りについても考えておく必要があります。

 

物価の上昇は、気づかないうちにも起きています。

例えば、うまい棒というお菓子があります。

うまい棒は何年も変わらず10円で手に入りますが、中身が一回り小さくなっています。

値段を上げない代わりに中身を削ったというわけです。

 

ここ数年で上昇したものに税金と社会保険料があります。

身近な税金には、所得税、住民税、消費税といったものがあります。

仮に消費税を例にとると、導入された年の1989年に3%、1997年には5%に上昇し、2014年には8%に上昇しています。

 

これだと20年間で5%、3年前から3%の資産が増えていないとお金の価値が減っていることになります。

とても銀行へ預けているだけではカバーできません。

 

数値の上では、保証されているように見えても、実際は価値が失われているという例は多いです。

マンション選びのポイント

マンション探しは、一戸建て以上に建物が資産価値に影響を与えます。

また、不動産で失敗が多いのがマンション選びに関してです。

 

修繕積立金の状況

修繕積立金は、マンションの維持管理のために重要です。

修繕積立金の積み立てには、「均等に積み立てる方式」と将来「増額されていく積立方式」があります。

 

最近のマンションの中には、修繕積立金が不足している管理組合も出てきました。

不足している修繕積立金のために値上がりをしようと思っても、居住者の負担が重くなって支払えなければマンションの資産価値に影響を与えるかもしれません。

 

中にはマンション積立金を滞納しているという所有者も増えているようです。

中古や競売だと資金が優先して滞納金に充てられることになりますが、滞納者ばかりだと将来の資産価値に影響するでしょう。

 

マンションの立地

不動産の価値は、一にも二にも立地といわれています。

マンションの価値は利便性次第といってもいいので、駅からの距離は重要です。

駅からバス便のマンションだと、将来的に値下がりが激しい可能性があります。

不便な場所にあるマンションほど実際に値下がりしています。

 

最近は、生活に必要な機能を備えたコンパクトシティが地方で拡大しています。

どのような管理形態か

マンションにはどのような管理形態かでどういった管理が行われてるかが分かります。

例えば、管理形態には、自主管理、一部委託、全部委託といったものがありますが、自主管理は古いマンションに多い管理形態です。

 

どの管理形態がいいかは一概にはいえませんが、自主管理より全部委託の方が管理費が高くなる傾向にあります。

自主管理は、管理費を抑えられるかもしれませんが、管理を自分たちで行わなければならず、管理によっては資産価値が低下する可能性もあります。

管理会社が入ったほうが管理費が高くなるのは仕方がありません。

その分、管理がしっかりしている傾向があります。

 

マンションの管理の状況はどうか

マンションは管理を買えといわれるように、管理の状況は住人にとっても住みよいマンションかどうかに直結するとともに資産価値の維持にも関係します。

マンションが豪華であればそれだけ管理費も高くなりますが、管理は行き届いていることが多いようです。

管理費が高い場合には、管理会社を変更したら管理費が下がったということもあります。

 

管理がずさんだとマンションの資産価値に悪影響を与えます。

 

同じ条件で異なる売却価格

不動産の売買は、売り主と買い主の合意によって成立します。

過去の取引価格が4,000万円であっても、同じ部屋もしくは似たような部屋が5,000で取引されることだってあります。

これにはインフレといった経済要因もあるかもしれませんが、それ以上に売主と買主の合意によるものが大きいです。

また、フルリフォームによっても価格に違いが出ます。

フルリフォームがされていれば、リフォームの手間が省け、見た目も設備も新品なので当然です。

 

対象不動産の階数はどうか

階数によってもマンション価格、資産価値は異なります。

1階よりも高層階の方が資産価値は高いといわれます。

眺望の良さはマンションならではの魅力でもあります。

高層マンションなのに1階に住んでいては、高層マンションの眺望を堪能できません。

タワーマンションの場合は、節税に効果があることで爆発的に売れました。

 

日本では、階数が上に行くほどマンションの価値は高いといわれますが、下にいくほどマンションの価値が高くなるという国もあるそうです。

終わり

このようにマンションには一戸建てとは違う要因が資産の価値に影響を与えることがあります。

不動産を所有すると維持費がかかります。

一戸建てよりもマンションの方が維持費は高くなる傾向にあります。

 

 

 

 

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