会社で少額短期保険の登録のために、登記事項証明書を取りに行くことになりました。
登記事項証明書を確認してもらった後は、少額短期保険募集人登録に向けて勉強することになりそうです。
不動産の賃貸では、火災などに備えて保険に加入しますが、居住用も法人用も少額短期保険で事が足ります。
会社の登記事項証明書
会社の変更届のために新しい住所の全部事項証明書が必要になりましたので、変更届を提出して2週間後に取りに行ってきました。
法人の新規設立でも2週間でしたが、変更届も届け出てから2週間後に登記が完了するとのことです。
登記事項証明書には、全部事項証明、現在事項証明、閉鎖事項全部証明とがあります。
会社の業務で保険登録したり、許認可の申請をする際は、ほとんどの場合は、全部事項証明か現在事項証明が必要書類となることが多く、閉鎖事項全部証明書は清算のときとかに必要となるくらいのようです。
全部事項証明は、過去から今までの登記履歴について記載されています。
現在事項証明というのは、現在の登記事項について記載されています。
免許とかの申請では全部事項証明を提出するように言われますが、少額短期保険とか電話会社に提出した書類といった過去は関係なく、現在のことについて知ればいい場合は現在事項証明でいいようです。
少額短期保険とは
少額短期保険とは、保険期間が2年以内のもので、保険金額が1,000万円以下の保険をいいます。
保険金額の上限がある、2年以内の契約の掛け捨ての損害保険です。
金額は少額なんですが、この少額短期保険を募集人として扱うためには試験に合格したうえ、登録が必要です。
少額短期保険を扱えるようになるまでに結構時間がかかるようです。
郵送されてきた資料を見ると、資格取得後に保険会社と契約を交わし、財務局の登録に1か月かかり、保険契約についての研修を済ませた後にやっと業務開始です。
資格試験に合格しても、その後に2か月とか3か月かかるようです。
気長に待つしかなさそうですね。
少額短期保険募集人の勉強
登記事項証明の確認が取れたので、少額短期保険募集人の試験を受けることができるようになりました。
少額短期保険募集人試験は、不動産屋さんや保険屋さん、ファイナンシャルプランナーさんにはお馴染みの試験ですが、世間的にはあまり知られていません。
私もファイナンシャルプランナーの試験勉強をしていて初めて知った試験です。
不動産協会の相談会で、とある不動産会社の社長さんに取得しておくといいと勧められましたが、賃貸物件を扱う不動産会社は必須です。
保険の手数料よりも、保険に加入できるということが重要です。
少額短期保険の会社に問い合わせたら、テキストと案内資料が郵送されました。
テキストをパラパラと見ましたが、ファイナンシャルプランナーの試験と比べたらかなり簡単な試験のようです。
ただ、テキストは送っていただいたのですが、問題集がないので少し不安です。
少額短期保険の試験について調べたのですが、少額短期保険募集人試験は自分で試験日を予約するようです。
試験会場は、横浜のほか、神奈川県では横須賀、鎌倉もあるようなので、鎌倉で申し込もうと思います。