最近、テレビや雑誌でもよく聞くようになった「ライフプラン」ですが、実際にライフプランを立てたことがある人は、まだまだ少ないと思います。
保険屋さんがライフプランを立てることを勧めることが多いからといって、保険の加入時だけに効果があるわけではありません。
ライフプランを立てることは、保険の加入時とは関係なく、不動産の購入や老後の積み立て計画などにも有効です。
ただ闇雲に生活するよりも、ライフプランを立てて今のうちにリスクを知り、早めに出来ることから対策していくのがいいでしょう。
ライフプランの簡単な概要
ライフプランとは、個人の価値観や生活スタイル、将来の希望をもとにして立てる長期の人生計画のことをいいます。
これだけだとなんだか難しく聞こえるかもしれませんが、ライフプランは特別なことでも何でもなく、35歳までに家を買いたい、子供の進学費用は出してあげる、老後までに3,000万円用意しよう、といった誰にでもある将来への希望に計画性を取り入れただけです。
具体的な資産運用や財産形成の計画をファイナンシャルプランと言ったりします。1年後に家を買うから毎月5万円を積み立てようというものがファイナンシャルプランです。
ファイナンシャルプランナーが作るライフプランがただの計画と少し違うのは、お金の流れを俯瞰的に見て、お金の流れを数値化することで、今まで把握していなかったリスクを事前に知ることが出来る点です。
将来のお金の流れのことをキャッシュフローといいます。
この将来のキャッシュフローを分析することにより、事前に問題点を把握できるのであれば、あらかじめ対策を考えることが出来ます。
ライフプランを立ててみることは、長期的な視点でリスクを考えるきっかけにもなります。
しかし、ライフプランは長期の計画ですから当然、現実と比べてはずれることもあります。
しかし、大事なのは思い通りにいくかどうかよりも目標設定を立てて行動することです。
事業計画を立てない、目標を設定しない、行動しない会社は間違いなく倒産するように、人生にライフプランをもたないことは、地図を持たずに太平洋を航海するようなものなのです。
企業の利益は株主に還元するのが本来あるべきところですから、事業の利益額が最高益を更新したからといって収入が上がるとは限りません。
であるならば、家庭では限られた収入を何に配分して使うかが重要になってきます。
何にお金を優先して使えば効果的なのかを考えるのがライフプランを立てることの目的といえます。
ライフプランの効果
上の図は、キャッシュフロー分析をする前と改善案との比較のグラフです。上が改善後で下が改善前です。
分析をする前は71歳で老後資金が無くなるような状況でした。
対策として、家計の見直しや住宅ローンの借り入れを見直すことで、80歳を超えても500万円以上残る提案をしました。
さらに、他にも繰り上げ返済や運用を取り入れていくことで、1,000万円以上残せる可能性もあることをお伝えしました。
社会保障制度が日本国民の大きな負担になっている現状を考えると、現状の制度で数年で破綻する家庭が経済に期待したところで破綻する未来は簡単には変えられません。
ライフプランを立てることは、誰でも自分で行えます。
ただ、ライフプランを立てるために必要な資料と、社会保障制度や運用について自分で勉強しなければいけないのが面倒です。
最初は面倒ですが、いずれ自分の将来にかかわることなので、勉強したことは無駄にはなりません。
ライフプランを立ててみませんか?
みなさんもライフプランをもって、主体的な行動をしてみることをお勧めします。
対策を立てて行動するのは、早ければ早いほど無理のない計画が立てられます
株式会社ライフプランでは、不動産探しだけではなく、ライフプランの相談も行っておりますので是非ご相談ください。
当社を通して不動産を購入していただいたお客様は、購入後もライフプランのサポートをします。
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