個人取引でインスペクションが促進されるかもね

来年から媒介時、重要事項説明時、売買契約時にインスペクションについての説明をすることになります。

インスペクションの業者さんにいろいろと教えてもらいました。

今までは、個人間の取引だと住宅の質に対して担保できませんでしたことから、

宅建業者にインスペクションについて説明することとなりました。

インスペクションは、中古住宅について建築士といった専門家が目視や確認によって建物の問題点を検査するというものです。

売主側としては、インスペクションを実施することで瑕疵担保責任のリスクを回避できると期待されています。

また、買主側にとっては、中古住宅に対する不安を解消し、建築士が確認することでリフォームにいくらかかるかがある程度分かるということも期待されるそうです。

インスペクションのタイミングは、

媒介締結時に売主に制度を伝え、インスペクションの業者を紹介できることも伝えます。

買主には、重要事項説明でインスペクションを実施しているかどうかを説明します。

また、売買契約の締結の際には、売主と買主それぞれに伝えます。

インスペクション自体は義務化されるわけでなくても、

宅建業者は実施の有無の説明が必要です。

インスペクションのデメリットは、費用がかかることです。

ただ、インスペクションをしてもらった際は、報告書も資料としてわたされるので、

買主と売主のそれぞれにメリットはあると思います。

弊社では、インスペクション業者の紹介もできますので、興味がある方はご相談ください。

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