ゴールデンウィークに神奈川県三浦郡葉山の「森戸海岸」と「森戸神社」に行ってきました。
葉山というとお金持ちが住んでいるイメージですが、葉山には景勝地がたくさんあって観光客でにぎわっています。
森戸神社は、恋愛の神様として有名なので、若い女性の姿をよく見かけます。
また、森戸神社は源頼朝が建てた神社としても知られています。
森戸はパワースポットとしても有名でゴールデンウィーク以外でも観光客で賑わっています。
最近ではインスタグラムやTwitterなどのSNSで拡散されて、恋愛成就したいと願う人がパワーをもらいに訪れることもあるそうです。
森戸神社には無料の駐輪スペースがあります
森戸神社へは、東京や横浜市内からだと横浜横須賀道路で逗子まできてから、横須賀線の「東逗子」駅前を通って森戸海岸に出るか、逗子インターから逗葉新道を使って南郷から長柄を経由するかです。
森戸神社付近は、道が狭いのに人が多く、クルマの出し入れも結構大変です。愛知県から来た人は道の狭さに驚いてました。
森戸神社では、参拝する人を対象に駐車場が無料になります。
バイクや自転車の場合は、上の写真をこのまま進んで行った先の右手に無料の駐輪スペースがあります。
夕方になると夕陽を見に近所の人や観光客が集まってきます。
犬を散歩させながら夕陽を見に来る近所の人も見かけます。
森戸海岸、森戸神社へ電車で来る場合
森戸海岸や森戸神社に電車で行く場合は、JR横須賀線「逗子」駅か京浜急行の逗子線「新逗子」駅が最寄り駅になります。
逗子駅や新逗子駅からはいくつかのバスが出ていますが、森戸神社へは「葉山（一色）」行のバスに乗ります。佐島方面とかだと海岸沿いの道を通らないのでいつまで経っても森戸神社に着きません。
葉山一色行のバスに乗れば、「森戸神社」というバス停があり、森戸神社入口にバス停があります。
写真には写ってませんが、上の写真の右手前辺りにバス停があります。
森戸神社
森戸神社は、源頼朝によって創建された神社といわれています。
源氏が平家に敗れ、伊豆に流された頼朝は静岡の三嶋大社を深く信仰して源氏再興を願ったといわれています。
頼朝は、伊豆山神社と箱根神社と並んで三島大社を深く信仰し、鎌倉幕府の歴代将軍も三嶋大社を深く信仰したそうです。
頼朝が挙兵に成功して平氏を破った後、鎌倉に幕府を開いた頼朝は、葉山の地に三島明神から分霊を受けて森戸神社を建てました。
森戸海岸からは、天気がよければ富士山が見えます。
かながわの景勝５０選「森戸の夕照」
かながわの景勝５０選に選ばれた「森戸の夕照」は、森戸神社の裏側です。
森戸神社の横を通り抜けて海岸まで進むと「かながわの景勝５０選 森戸の夕照」の石碑があります。
森戸に到着したのは、日が沈む１時間くらい前だったので、真名瀬漁港の向こうの釣り人の様子を見に行きました。
真名瀬漁港近くから撮りました。この辺りには他にも夕陽を見るために来ていたカップルが複数いました。
釣りをしている人の様子を見てましたが、あまり釣れそうではありませんでした。
のんびりしていたらだいぶ日が沈みかけてきたので森戸海岸へと急ぐことにしました。
森戸海岸に戻ったときは、ちょうどいい感じでした。
夕陽のおかげで富士山のシルエットが浮かび上がって幻想的でした。太陽の右下にある島が江の島です。
日が沈む直前です。
小さいですが森戸の灯台と鳥居も見えました。
森戸海岸の周りの様子
森戸海岸周辺には、いろいろな著名人の石碑がたってました。
かながわの景勝５０選の石碑のすぐ近くには、石原裕次郎の石碑もありました。
右の石碑は堀口大学の̪詩からとった「花はいろ 人はこころ 大学」と書いてあります。
森戸大明神のビヤクシンは、「かながわの名木１００選」にも選ばれるほど有名な木です。
この階段の先は結構狭かったです。
階段を上がった先には祠みたいなものがありました。そこからの眺めですが、暗くなってしまい分かりにくくなってしまいました。
千貫松を見ることができます。頼朝が横須賀の衣笠城にいく途中に休息した際にこの松を見て「如何にも珍しき松よ」とほめると、和田義盛が「我らは、これを千貫の価値がありとて、千貫の松と呼びて候」と答えたそうです。
森戸神社は、源頼朝が創建したと言われる由緒ある神社です。
森戸神社の看板にも源頼朝の文字が入ってたりします。
付近には頼朝の名前の入った石碑もあり、ビャクシンも頼朝が伊豆の三島神社を勧請したときに根付いたと言われています。
他にも昭和天皇の記念碑や高橋是清の碑もありました。
葉山は多くの著名人から愛された土地なんですね。
かながわの景勝５０選「森戸の夕照」動画
森戸海岸に行ったので動画を撮影してみました。
