相談事例

 

不動産の購入は、人生に何度も経験するものではありませんので、業者の言われるままローンを組み、不動産を勧められるまま購入していしまうなんてことも珍しくありません。

不動産の購入は金額が大きくローンの返済期間も長期にわたるため、失敗しないためにはローンの特性を理解しておく必要があります。

難しいと感じたら質問してもらえれば、分かりやすく説明します。

 

参考になればと思い、弊社がよく相談される事例をモデルケースとして、一つ紹介してみようと思います。

 

相談者の紹介

夫 39歳 年収900万円

妻 38歳 専業主婦 子供が中学に入学したらパートも考えている

長男 5歳 中学校までは公立で、高校と大学は私立に進学するという前提

金融資産1,500万円 退職金2,000万円 再雇用制度あり

不動産会社に6,000万円の物件を紹介されたが、初めてのことだらけなのでファイナンシャルプランナーの意見を聞きたい。

また、不動産会社から変動金利0.625%でボーナス併用払いを勧められているが、これについても意見を聞きたい。

 

住宅ローンについての説明

相談を受けると、多くの場合に変動金利を使った資金計画が立てられているので、変動金利しかないと思っているお客様は多いが、このお客様も何となく変動金利にするものだと思っておられた。

そのため、金利の種類には返済期間金利が変わらない固定金利や一定期間のみ金利が変わらない期間選択型というものがあることを説明する。

また、ボーナス併用払いを使っていると月々の返済額が抑えられるので割安と感じやすいが、月々の支払いに還元して月々の負担を知ってもらった。

 

ライフプラン相談

次に、顧客のライフプランに基づく優先順位を質問しながら整理していくと、

①趣味 ②旅行 ③子供の教育資金 ④老後資金の準備 ⑤住宅

という優先順位が見えてきて、顧客の中ではマイホームの優先順位が低いことが分かった。

 

そして、不動産会社から提案された条件をもとに将来のキャッシュフロー(お金の流れ)を分析してみると、71歳で資産が底をつくということが分かった。

 

結果、優先順位をもとに顧客と話をして支出の見直しや保険の見直しをするとともに、マイホームの予算を下げることになった。

また、エリアの相場を考慮しても物件探しに問題なさそうという結論になった。

将来の金利上昇リスクを知っておくことが重要と思い、変動金利を固定金利にした場合のシミュレーションも合わせて行った。

 

改善案を導入すると、現状だと71歳で資産が底をつく可能性があったが、78歳の時点で500万円以上残せる結果となった。

固定金利で借りた場合でも繰り上げ返済を行うことで、総返済額を抑えつつ全体としてプラスになることが分かった。

加えて運用リターンを2%見込めれば1,000万円、3%なら1,500万円以上残せることも分かった。

 

 

終わりに

ライフプランは、経済環境や家庭環境が変わると見直しが必要です。

今後ともこのお客様には、随時提案していければと思います。

 

ローンは難しいといって他人に一任するのではなく、勉強しておくことが大切です。

分からなければ、分かりやすく説明しますのでお問い合わせください。

 

また、ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

 

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