日本でファイナンシャルプランナー(以下FP)の資格といえば、「ファイナンシャルプランニング技能士」と「日本FP協会の資格」とがあります。

ファイナンシャルプランニング技能士は、国家資格で1級から3級まであり、1級が一番難関です。

日本FP協会の資格には、「AFP」と「CFP」とがあり、普通資格がAFPで、上級資格がCFPになります。

 

CFPになるためには、「3年の実務経験」と「エントリー研修」の条件を満たす必要があります。

今回は、自分が経験した「CFPエントリー研修」について書いてみようと思います。

CFPエントリー研修は年に2回行われる

CFPのエントリー研修は、1年に2回行われます。

開催地は、その回によって異なりますが、過去の例では東京と大阪では毎回開催されています。

エントリー研修の時期は、回ごとに若干の違いがありますが、私が受講したのは2月でした。

会場についての詳しい場所は覚えてないのですが、東京会場で受けました。

 

エントリー研修は、日曜日を利用して2週にわたって行います。

受講時間について覚えてないのですが、調べてみると12時半から17時まで行われているようです。

東京の会場では、30人ほどが受講し、2クラスそれぞれ15人程度に分かれて受講しました。

CFPエントリー研修に参加してるのは独立系FPが多い?

CFPのエントリー研修に参加する人はどういった人が多いのか?

やっぱり独立系FPが多いのかと思いましたが、そうではありませんでした。

 

まず、エントリー研修の前に最初に一人ずつ自己紹介しました。

話を聞く限り3割が保険関連の仕事をしているだけで、あとの人はFPとは関係ない仕事をしているようでした。

不動産会社は私一人で、士業の人も私一人でした。

 

15人いても賑やかなのは保険の外務員の一人の男性だけで、他の参加者は静かな人が多かったです。

年齢は、20歳代は一人もおらず、一番若いのが私でした。

30代は、私を含めて3、4人だったと思います。

あとは40代、50代の人でほとんどでした。

 

士業だと60代の人も結構いますが、FPのエントリー研修には60代の人はおられませんでした。

 

CFPエントリー研修の受講内容は

自己紹介が終わった後は、講師(メンターと呼んでました)のCFPとしての活動について話を聞きました。

講師は、2人いましたが、1人は独立して保険外務員の仕事をしていて、もう1人は保険会社に勤めている、いわゆる企業系FPでした。

 

授業では、CFPは高度な職業倫理が必要ということで、倫理的な話をいくつか聞きました。

その後、様々な相談内容を想定して、受講者がそれぞれ相談者とFPとに分かれて相談のシミュレーションを行いました。

相談内容は、FP協会の方で準備して相談内容が書いてある紙を渡されて、15分くらいで相談に対する内容を考えます。

私のときは、「子供が生まれたのをきっかけに保険の見直しをしてみようと思い、FPに相談した」というものと「子供が進学する前にマイホームを購入しようと思っているが、マイホームを購入するにあたって注意すべきポイントを教えてほしい」といった相談内容が書いてある紙を渡されました。

15分で相談内容に対する回答を考え、二人一組になって相談者になる人とFPになる人に分かれ、交互にシミュレーションしました。

 

私は当時から住宅ローンの資金計画相談を受けていましたが、参加者の中には相談を受けたことがない人が多く、一般企業で内勤の人も多かったため、FP業務とは無縁の人に対してシミュレーションの場を設けたのだと思います。

 

 

受講後は名刺交換をするかと思ってましたが、ほとんどの人は名刺を持っておらず、活発な名刺交換はありませんでした。何より遠方の人が多かったので埼玉の人とだけ名刺交換をしました。

 

もっとワイワイガヤガヤと情報交換したり、話し合ったりすると思ったのですが、実際はしずかーな2日間でした。

 

CFPエントリー研修が終わり、認定手続きについて

 

7. CFP®認定手続きについて
Q. CFP®エントリー研修が修了すれば CFP®認定者になれるのですか?
CFP®認定者に必要な要件は
① CFP®資格審査試験全 6 課目の合格
② CFP®エントリー研修の修了※
③ 3 年間の実務経験
④ 協会が定める倫理規程の順守を誓約
※CFP®登録期限までに登録申請が無かった場合には、再度 CFP®エントリー研
修を修了することが必要
上記の要件をすべて満たすことにより、CFP®認定者登録申請が可能となります。
CFP®認定者として登録されるまでは、CFP®商標を使用したり、CFP®認定者と
称することはできません。

CFPエントリー研修について

 

上記要件を満たしてれば申請できます。

 

 

 

 

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