ファイナンシャルプランナー(以下FP)として独立して以来、最も多い相談が「住宅ローン」に関することです。

FPと一緒に保険業と社会保険労務士としても登録しましたが、年金相談が少し増えた程度でした。

まあ、社会保険労務士のメイン業務は、企業がとの契約が一般的なので、しょうがないと思ってましたが、住宅ローン相談が8割近くだったのは予想外でした。

 

住宅ローンが妥当かどうかはライフプランを立てないと分からない

さて、今日は住宅ローンに何故ライフプランが有効なのかについてです。

人生で最も高額な買い物が不動産です。

不動産と保険と教育資金の三つを人生の三大資金といいますが、最近では介護資金を入れて人生の四大資金と呼ぶこともあるそうです。

中でも不動産は、購入する場合のほとんどがローンを利用しますので、事前のリスクを知っておかないと何かあったときに対処できません。

保険や教育資金は、途中で止めることができますが、住宅ローンは途中でやめれません。

返済計画の見直しをしても、最初から無謀なローンの返済計画だと支えきれませんし、金利の引き上げという結果もあります。

売却した場合は、諸費用がかかりますので、この点も注意が必要です。

不動産に関するローンは、人生設計に与える影響は大です。

40歳で35年の住宅ローンを組めば、定年後もローンの返済に追われることになります。

この時点で自分の組んだローンのリスクを知っても遅いのです。

一生賃貸と購入を比較すると、首都圏では購入したほうが老後の生活は安定するといわれていますが、だからといって無謀なローンは大きなリスクを抱え込みます。

破綻を避けるためにもライフプラン診断を行ってからローンを組むことをお勧めします。

 

ライフプランとは将来のお金の流れを一覧にしたもの

ライフプランは、将来のお金の流れを一覧にしたものです。

お客様の将来の希望や夢、目標を聞いたうえで、毎月の収支をもとに将来どうなるかを一覧にします。

現役時代は、あまりライフプランを立てることの必要性を感じないかもしれません。

というのは、現役だと収入があるので、収入の範囲で支出を抑えれば済むからです。

問題は現役を引退した後に起こるのですが、なかなか30年後まで考える人はいません。

ライフプランを作ることでどんな効果があるのか

ライフプランというのは、将来のお金の流れを一覧にしたものです。

シミュレーションしてみて分かるのが、現役時代は問題ないようにみえても、将来は大きなリスクを抱えていることです。

現役時代に年収が1,000万円あっても、引退後に1,000万円もの収入がある人はなかなかいません。

現役時代から意識して資産形成しないと無理です。

また、引退後の収入の柱となるのが公的年金ですが、公的年金で年間400万円もらえる人はまずいませんので、このギャップが原因で破産する人がいます。

 

ペアローンという住宅ローンの返済方法

ペアローンは、不動産ローンの返済方法の一つです。

ペアローンでは、購入する不動産が一つでも、夫婦が別々に住宅ローンを借ります。

 

どちらか1人では住宅ローンの借り入れ額が少ない場合でも、夫婦の収入をそれぞれ合わせることで借入額を増やすことが出来ます。

 

夫婦が別々の住宅ローンでも金融機関は同じになりますが、それぞれ別々の返済方法をとることも出来ます。

 

例えば、一方が変動金利で借り、もう一方が固定金利で借りるといったことができます。

 

注意点としては、お互いに団信生命保険に加入している場合に、一方に事故が起きて亡くなったとしても、残った一方のローンは残るという点です。

団信生命保険に加入していた場合は、遺族に借金が残りませんが、ペアローンを利用した場合は、それぞれの残債についてしか借金がなくならないため、自分が借り入れた分は借金が残るということです。

ペアローンは、自分一人では借り入れが少ない場合に有効な借り入れ方法です。

 

 

 

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