不動産を購入ときはキャッシュフローの活用をお勧めします。

キャッシュフローというのは、お金の流れのことをいいます。

そして、キャッシュフロー表というのは、お金の流れを数値を用いて表にしたものをいいます。

 

キャッシュフロー表を作れば、将来のリスクを可視化できるので、特に将来の住宅ローンに不安を感じる人にお勧めです。

キャッシュフロー表とは

まず、「キャッシュフロー」について説明します。

キャッシュは現金とか預金などのお金をいいます。そして、フローとは流れをいいます。

つまり、キャッシュフローとは、「お金の流れ」のことをいいます。

似たようなものに損益とか収支とかがありますが、これらとは少し違います。

 

キャッシュフローと収支の違いを飲み屋のツケを使って説明してみます。

飲み屋さんにとっては、ツケでも現金でも売り上げが計上されます。ツケは現金ではありませんが、売り上げになります。

売り上げがあれば、現金を回収できていなくても収支がプラスなら税金がかかります。

納得いかない人は、ツケを認めず現金払いのみの受け取りにすればいいです。

ときどき、黒字倒産って言葉を聞くことがあると思います。

この黒字倒産がツケを回収できないで手元に現金がなくなったケースです。

 

キャッシュフロー表では、現金(現金化が早いものなんかも)の出し入れだけに着目したものです。

 

そして、キャッシュフローの金額数値を一覧表にしたものが、キャッシュフロー表になります。

 

上の表を見ると、赤字になっている箇所がありますが、その箇所は現金が入るよりも出ていく方が多い年です。

気を付けなければいけないのは、キャッシュフローはあくまでも予測ですので織り込んでいない情報や出来事があれば将来の予測も変わるという点です。

ただし、将来は良いことも悪いことも含めて予想外の出来事が起こります。

良いことならいいのですが、悪いことが起きた場合に備えて余剰資金を別にしておくことも計画します。

 

マイホームを購入した場合の最悪のパターンは、キャッシュフローの収支が合わずにマイホームを手放さなければならないことです。

過大なローンを組んだ場合は、子供の進学に悪影響を与えることもあります。

少しくらいのことなら毎月の家計を見直したり、我慢すれば済みますが、明らかに大きなリスクを抱え、破たんするために家を買うような人もいます。

 

日本人の生活は多様化しており、有能で倫理的なファイナンシャルプランニングが必要です。

不動産の購入とキャッシュフロー表

不動産の購入は、ローンを利用することがほとんどです。

そして、不動産を購入する人の不安の第一位が「住宅ローンを支払っていけるかどうか」です。

ローンを組むことが前提の不動産の購入においては、キャッシュフローから将来のリスクを考えることは必要です。

世の中のことは、シミュレーション通りにはそう行きませんが、不動産を購入するうえで将来のシミュレーションを行うことは不安を排除するだけでなく、何が不足しているかを知るためにも有効です。

住宅を購入する前にどうしてキャッシュフローを見る、ローンの見直しといったファイナンシャルプランニングが必要なのかをお伝えします。

 

あるお客さんが不動産を購入しようとしていたため、ローンが老後に与える影響についてキャッシュフローを立て、お客さんと一緒にリスクについて考えました。

しかし、キャッシュフローを見て分かったのは、そのお客さんが予定しているローンを組むと、老後生活の途中で平均寿命よりも前にお金が底をつきそうでした。

しかし、それでもそのお客さんは不動産を購入しましたし、私も「いいと思います」と答えました。

今後も何かせず今の生活のまま不動産に住み続けるのであれば破産する可能性がありますが、今の生活を少し変えれば破産を回避できるからです。

 

相談者の中には、社会にある制度の1割も知らない人がいます。1割が3割になるだけでも何百万も差がつきます。

住宅ローンの見直しや不動産の売買についていつでも相談できる人がいるかいないかでも差が出ます。

老後の財務計画がリタイアメントプラン

最近は、晩婚化が進んだことで老後生活と住宅ローン返済期が重なるケースが増えてます。

ほとんどの人は、年金だけでは生活費が不足するので、早くから退職プランを考えておくは大事です。

 

日本政府は、年々拡大している社会保障費に対応するために年金支給開始年齢の引き上げを検討しているようですが、早く現役を退職したがっている人はたくさんいます。

年金だけでは生活していけないので仕方なく働いている人が多いだけです。

生きがいのために働くのであれば、自営がおすすめです。

 

ファイナンシャルプランニングは、お金の流れを数値化して、人生を大きな図で見るのに役立ちます。

 

社会保険労務士は年金の唯一の国家資格ですが、年金相談はお金にならないので年金分野を扱わない人が多いみたいです。当社は年金相談も扱おうと思います。

 

 

 

 

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