不動産で一番重要なのは立地です。

これは自宅でも不動産投資でも同じです。

建物は建て替えや変更ができますが、立地については変更はできません。

できるとすれば、その不動産を売却して、その売却によって手に入れたお金で

別の不動産を購入することくらいです。

 

賃貸住宅だとどのような人を募集するかによっても条件が違います。

大学街であれば、ファミリータイプよりワンルーム向きで、コンビニがあるかとか、

通学の利便性とかが問題となります。

 

一般的な賃貸住宅で問われる立地としては、

通勤や通学が便利かどうか、つまり駅からの距離はどうかということです。

若い人よりもファミリー向けなのが病院が近いかどうかです。

子供がいる家庭であれば、幼稚園、小学校、中学校への距離も問題です。また、中学校だと荒れてるかどうかが問われることがあります。

墓場、火葬場、公害施設、工場といった施設があるのもお客さんは嫌がります。

スーパー・コンビニが近くにあるかどうかは重要です。

クルマ移動がメインのお客さんは、駐車場が必要ですし、車通勤では高速道路へのアクセスが問われる場合もあります。

 

忘れてはならないのは、そもそもその土地はアパートやマンションが建てられるのかどうか。

用途地域、建築基準法による制限、防火地域などの制限なども

アパートやマンションの建設には重要な事前調査です。

 

他にも人口の増減や、土地価格・家賃価格の変動といった経済・市場調査も重要です。

若者がどんどん流出しているのに

駅から15分以上かかるような場所にワンルームを建てても

そりゃ、空室を埋めるのは困難です。